2015年2月末に発表された最新の物価と失業率をグラフ化しました。
近年は失業率が下がっては来ていますが、まだバブル崩壊前、1990年より以前の水準には戻っていません。
こちらは経済では有名なフィリップスさんが見つけた曲線です。物価が上がれば失業率が下がる。逆に物価が下がれば失業率が上がる。そんな物価と失業率の関係がフィリップス曲線です。
グラフを見ると、物価が毎月前年比で5%以上ならば、失業率は2%以下になるだろうことがわかります。逆にいえば、物価上昇率が5、、、見ると4%?以下だと失業率は急上昇しかねない、と言えます。
それで最初のグラフの最後、最新である1月の物価は2.1%です。見事に4%以下です。しかも、2つ目のグラフの赤い点をみるとわかるように、2014年4月の消費税増税5%→8%は、物価が強制的に上がった(右に行った)のに、物価は黒い曲線に沿わず、下がることはありませんでした。
物価はきちんと失業率と連動するよう、他の方法で上げた方がいいですね。そんな物価はGDPなどと連動しますから、、、とそれはまた後日。
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