田作氏の建物探訪の旅 2018
慈恵大病院と麻布郵便局
▲2018年5月26日
東京都内を歩いていると、近代的ビルとは一線を画した趣のあるレトロ建物を見つけることがあります。今回も虎ノ門から麻布界隈を歩いて見つけた建物の紹介です。
慈恵医科大の建物です。どおってことないやや古い病院って感じですね。
本当は、この辺りに建っていた大学本館か附属病院を見たかったんだけれど、すっかり再開発されてしまった様でした。昔東京にいたころに見た記憶はあるんだけれど、その頃は写真に残すなんて考えもしなかったので残念!
当然病院も新しくしていかなければ時代に取り残されてしまうのでやむを得ないですね。道の向こうに愛宕山と、チラっと東京タワーが見えています。
こちらはまだ残っていた、麻布郵便局です。
郵便局というには立派すぎ(失礼)の建物です。それもそのはず。昔は逓信省(郵政省)の貯金局の建物だったそうです。
中々重厚な構えで、いかにも中央官庁の建物って感じ。1930年建築だそうだから、もう相当のお年寄りです。
東京タワーとのコラボがいい。恐らく内部の耐震改修は行っているんだと思いますが、何とか残していってほしいと思います。
いいね~。1階と5階の意匠がアールデコですか。
郵便局なんだから入ってみる事も出来たんでしょうが、なんだかいかめしすぎて気後れしてしまいました。
麻布界隈では他にもレトロ建築を堪能してきたので、それらはまた別稿で紹介しますね。