「演技は命を削ってやるものでしょ!」
私が女優をやっていた頃の意識はこれ。
その頃の私は、
一緒に舞台に立つ人の
熱意が劣る場合、軽蔑の目を向け、
「ちゃんとやれーーっ!」と思ってた。
上手いか下手か、よりも
その「熱量」が私は気になるタイプだった。
でもね、気付いてしまった。
そんなふうに
「演技は必死でやるもの!」って
ずっと思い込んでいたから
身体が変わる30代に入って
一気に辛くなったんじゃないだろうか?
以前のように「命削って」
やれなくなってきた時、
(体力が落ちてきた時)
「私はダメだ」と自分責めして
演技から少しずつ
引いていったのかもしれない。
つまり、潜在意識に
「演技は命削ってやるものだ!」
と思っていた節がある私は
「あーしんど!」ってなった時に
逃げ道がなくなったのかもしれない。
/
もっと楽しんでやればいいのに
\
それが怠けてるみたいに感じて
それじゃダメでしょ!って
自分にムチを打つうちに
女優に疲れてしまったのかもしれない。
あー、私の潜在意識は
本当に鬼だったわ💧
だからね、
「演技は死ぬ気でやるもの」
という潜在意識がある人は
どこかで演技が辛くなる可能性がある。
(体力ある人はいいけどね)
私の演技レッスンは
厳しさよりも「楽しい」がいい。
命がけよりも「安心安全」がいい。
だって表現するって、
本来楽しいものでしょう?
安心安全だから、
心も身体も解放されるんでしょう?
そう思っているのに、
私の中にはとんだ鬼が棲んでいたんだねー😂
プロを目指すなら、どの世界だって
しんどい局面はどうせあるんだから、
わざわざハードモードにしなくていいかな
と思う。
「楽しい!嬉しい!」の中に
「難しい!しんどい!」があるのは
耐えられるけど、
「難しい!しんどい!」の中に
「楽しい!嬉しい」があるのって、
DV男の優しさみたいなものじゃないか。
いや別にどっちでも
あなたの好みでいいんですけど
演技が辛くなってる人、
死ぬ気でやるのを
やめてみたらどうでしょう?
演技は楽しむもの、
人生を豊かにするもの、であって、
あなたを苦しめるなら
意識を変えてみたらいいね。
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多崎オリエ
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