22歳で大学を卒業して、
私は都内の高校の非常勤講師となった。
そこで学校の先生をしながら、
こっそり劇団に入り、
女優業をスタートさせた。
(掟破り。笑)
その劇団には
何かのオーディションを受けた時に
主宰からスカウトされたのがきっかけで、
「女優の経験が出来る!」と
入ってみた。
在籍は確か2年半くらい?
場を与えてもらい、
2作目で主役までやらせてもらい、
私は女優業のスタートを切れたというのに
「好きじゃない」という理由だけで
感謝すらしてなかった。
自分のことしか考えず、
不満ばかりを口にしてたと思う。
当時の私は
「ダメだ」と言われることから
自分を守ることに精一杯で、
うまく行かないことを
誰かのせいにしないと
いられないほど弱くて、
「感謝」とはほど遠いところにいた。
本当に申し訳ないと思うし、
今になって
「ありがとうございます」と呟いてみた。
おかげさまで私は今も
演技に携わる仕事をしています。
お元気なのでしょうか?
こんなことを思い出したのは、
こんな言葉に触れたから。
/
あなたが成功しないのは
感謝をせず、
不満ばかりを見てるから
\
本当にそうだと思う。
でも、感謝というのは
「じゃあ感謝しよう!」
というものでもなく、
ましてや
「感謝しないといけない」
とするものでもない。
本当の「感謝」の波動は
そんなものではない。
私がしきりに
/
売れるマインドを育てよう
\
と言っているのもこれなんだ。
実力だけ育てても、
マインドを育てなければ
すぐに行き詰まる。
*
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多崎オリエ
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