2027年蛍光灯問題 公共施設LED化対応待ったなし!計画なしは大問題! 2024年9月議会
2024年9月一般質問(2024年9月17日)【公共施設LED化対応全般について】
AI文字起こし(一部修正 認識不明あり)
109施設のうち、まだ29施設しか完了してないのが現状
施設ごとに個別発注を行うのではなく、市全体での一括発注によるコスト削減
各課ごとの設計&入札作業は「税金でコスパが悪い仕事して、職員の時間もったいなかったんじゃないですか」
公共施設LED化対応全般についてお伺いをいたします。
いわゆる、蛍光灯の2027年問題への対応、これきっちり期限が区切られてますので、
素早さ、全国の自治体で手腕が問われるという案件です。
Q「水銀に関する水俣条約」において、蛍光灯の製造と輸出入を2027年末までに禁止することが合意された。
通常の公共工事で発注をした場合は、多大な費用がかかり、蛍光灯の生産終了に間に合わないということで、公共施設、一括LED化事業のプロポーザル、これが主流となっているということの認識を持っていると考える。
「2050年カーボンニュートラル」「2030年100%LED化」などを踏まえて、佐藤市長の認識について3点伺います。
1点目、2027年に予定されている蛍光灯の製造中止、輸出入の禁止を踏まえ、市内の公共施設における既存の蛍光灯からLED移行への具体なスケジュールと予算計画について伺います。
2点目、現在の市内公共施設におけるLED化の進捗状況と、全施設での完了までに残っている課題はどのようか、お答えください。特に、個別発注によるコスト高や施工のばらつきなどの問題点について市長の認識を伺いたいと思います。
3点目、
施設ごとに個別発注を行うのではなく、市全体での一括発注によるコスト削減と、効果的な施工の可能性について、他自治体での事例、(窓口の一本化や発注方式等)を参考に、どのような調査や検討が本市では行われ、期限に向けてどの部署が実施していく考えか。
まずは以上です。
質問は終わりました。続いて当局の答弁を求めます。
A総務部長。
公共施設LED化対応全般についてお答えをいたします。
1点目について、今後、事業費が500万円を超えるような大規模修繕を予定している施設などについては、修繕の実施に合わせてLED化を行いたいと考えています。
また、比較的小規模の施設については、個別にLED化を実施することを想定しており、現時点で全庁的な計画や移行スケジュールは決めていません。
2点目について、市内の公共施設109ヶ所のうち、全館LED照明に移行済みとなっているのは、29ヶ所、移行が進んでいない施設は80ヶ所となっています。
個別の施設の入れ替え、LED化に対して、どのような工事が必要であるか。
それにかかる費用などは把握していませんが、その時点で必要に応じた施工を行うことを想定しているため、施工方法にばらつきが生じることはやむを得ないことと考えています。 (※それでいいのか※)
3点目について、本市では、施設のLED化を、工事請負による設置、またはリースによる設置後、無償譲渡、どちらの方法も実施した実績があります。
今後の一括発注の可能性については、施設を管理する関係部署と調整をしながら、他自治体の導入事例なども参考にし、工事請負の場合とリースによる場合のコストや工期などの比較検討を行って、将来への財政負担も考慮しながら判断したいと考えています。(※それで間に合うのか※)
再質問はありませんか。18番田崎あきひさ議員。
Q蛍光灯の2027年問題、工期が決まっているっていうことなんですね。
各課がそれぞれで、調査設計業務やって、物品の選定にかける膨大な時間をかけるよりも、その図面を渡して、
「今の照明をどう変えるかというようなプロポーザルする」、それを一括発注していくっていう方がスマートでしょという話をさせていただきたいと思ってるんですね。
各課が調査設計業務して個別に入札をやっていく、市が個別発注やってきます、各課が努力しますって、そういうやり方をして、できたとしても、「非効率な仕事してますよね」っていう話になると思うんですね。
「税金でコスパが悪い仕事して、職員の時間もったいなかったんじゃないですか」と、あまり褒められた話じゃないっていうことになっちゃうということが前提にあって、今回こういう質問をさせていただいてるんです。
なので、今、LED始まって10年ぐらいの歴史の中で、109施設のうち、まだ29施設しか完了してないのが現状ですということですね。残り80施設を、2027年問題迎えるまでに、解決していただきたいということ。
ご提案のような質問でありますけれども、
価格競争入札では、入札前に設計を固める必要が当然ありますよね。
で、職員の負担が大きいと、そういうことだと思っています。
で、この10年で長久手市もいまだに109施設のうち29施設しか完了してないと。
これは他の自治体も抱えるね共通の悩みだと思っています。
他の市町でも使われている、一括プロポーザル。を使わずに、逆にね、施設ごとでやっていった場合、完成するのは、これ80施設残した中で幾つ、いつになるんだってちょっと心配してるんですね。
でも間に合うんですがこの2ヵ年でっていうところであれば、来年度予算組んで一括プロポーザルで、そういう提案いただいて、図面だけ出してね、一括プロポーザルをしてっていう方が効率いいでしょうっていうところ。
思ってるもんですからね、質問としてはね。
時間間に合うんですか。
単発で発注発注って書かれてって、その見立てについて説明いただけますでしょうか。
総務部次長。
現在、本市では施設ごとにLED化を進めているのは、田崎議員のおっしゃる通りでございます。
多数の公共施設を、一括で発注する自治体が増加しているのも、当然承知しております。
しかしながら公共施設といっても学校の教室や夜間照明など、様々な指数がございますので、すべてをひとくくりで行うことが、コストやリスクの面でどのように影響するか、現在詳細がわかっておりませんので、環境課とですね実施方法がどの実施方法がより良いのか、検討をしていたいと思っております。
再質問ありませんか。18番田崎あきひさ議員
Qこれを総括して担当するセクションという部署、部課っていうのはあるんでしょう。
A総務部次長 現在はございません。
18番田崎あきひさ議員
Q市長、そこも課題かと思っていて、やっぱり、限られた期間の中で、結局、長久手でありがちなのが、業者の取り合いになっちゃうところだとか、準備不足等々で入札不調になってしまうとか、本市もたくさん経験してきてると思って私も悔しい思いしてますけれども、職員が効率いい業務を行ってもらうことを市長に考えていただきたいですし、準備不足だとか資材の高騰だとか、業者の取り合いになるみたいなことを、各課がやっていたらちょっと厳しいですって。
ていうことを思ってるんですね。
であれば、まず各施設の各担当課が図面を渡してね、それで一括発注、プロポーザル、ここにある施設の電気機器をどう変えますかっていうプロポーザルをやっているのが今の主流な流れになっております。
ということで、そういうことをね、市長、指示を出していただけるといいかな。
各課がバラバラでやっていってね、頑張るとは思うんですけども、いつまでにできるかという答えに対しては明確に返ってこなかったですし、来年度、とりあえずポイントかなと思ってるんですね一括プロポーザルをやれるんであれば来年度。再来年だとちょっとぎりぎりになっちゃうかなっていうタイミングなのであえて今回質問させていただいてるということろ。
含みおきいただいて市長一言あれば、お願いしたいと思います。
A市長。
現在は施設ごとに更新しているという現状がございまして、今まで一括発注やってはいなかったですけれども、現在他の自治体でも一括発注してるところが増えているということ私も認識をしておりますので、これまでのやり方が良いのか、また一括発注のやり方が良いのかということを、1度協議をさせていただきたいと思います。
あわせて担当課が決まってないということですので、担当の職員が誰かということも決めていきたいと思っております。
再質問ありませんか。18番田崎あきひさ議員
Q市長の認識と考え方わかりました。どこの課どこの課の押し付けみたいなことはくれぐれもやめていただきたいと思ってます。今回一括発注を提案するというところのメリットがあると思いながら、時間が限られてるっていうことで。もうやっているところはもうすでにやっていますんで、一括発注。プロポーザル方式っていうことを採用してますんで。
今回、給食センターのLEDが不調なっちゃいましたでしょ、仕様書を見ていると10月末って書いてあるんだけど、夏休みまでに工事して欲しいという説明を議員は受けているんですね。
で、部材が足りなくて(間に合わなくて実施できなかった)みたいなことをいう。6月の頭に発注し始めたら、そんなことも起きますって。もうちょっと努力して欲しいなと。そういうことが起きないように。
だって給食センターのLEDが今年替えられたとしたら、電気代はどれぐらい1年で安くなったかっていうところ、その辺の電気代としてどれぐらい。仮にねやってたとしたら・・・答えられなさそうなんで。
それぐらいね、毎年の機会を損失してしまったんだよねということも、大いに反省していただきたいと思ってます。
そういうLED替えることを早く進めていただいて電気代賄って、で、そうすることによって、下がった電気代でリース料金を賄うため、電気料金をリース料金につけかえるだけで済むと。
施設ごとに個別発注を行うのではなくて、市全体で一括発注をすることによるコスト削減、そして、効率的な施工方式が採用されているという流れが今のトレンドだということで。既存の延長線上でやっていたら、市長が変わった意味もないと思いますし、新しい発想を取り入れていただきたいし、一生懸命職員頑張るんでしょうけれども、効率的な仕事をして、職員の時間もったいないよねっていうところは気づいていただきたいなと、市長にはそれをお願いして、形にしていただくことをお願いしたいと思います。今回は以上です。