「子ども条例の制定」/「いじめ対応窓口」設置等について 2023年10月議会一般質問
新市長の施政方針等について
「見える」「届く」「変わる」を掲げて当選した新市長にまちづくりビジョンの基本的な考えを問う。(市長の選挙前の発行物や選挙公報の記載に基づいて質問します。)
Q田崎
⑻ 「子ども条例の制定」とは、市長にどのような問題意識があるのか。また、市長は教育的な指導による人間関係の再構築を目的とした教育的アプローチと、いじめを人権問題として捉え、被害者と加害者の概念を用いいじめを即時に停止させる行政的アプローチをしている大阪府寝屋川市「監察課」のような施策を実施する考えはあるか。
A市長
8点目について、市としても、子どもの権利について、市の考えが明確に示されていないことから、「子ども条例」を制定し、「子どもの権利に係る市や保護者等の責務」、「家庭、地域等における子どもの権利の保障」等について定め、子どもの権利についての考え方の原則を示すことが必要であるとした考えに至ったものです。策定にあたっては、既に近隣で子ども条例を制定している市町があることから、これらを参考とするとともに、子ども達自身で議論を行うかたちで検討を進めていきます。
また、令和5年4月に発足したこども家庭庁は、学校や教育委員会ではなく、自治体の首長部局にいじめ相談窓口を設置し、認知から解決まで支援する体制を整えるとの方針ですので、本市においても大阪府寝屋川市の監察課の施策も含め、どういった組織体制が望ましいか調査、研究していきたいと考えます。(いつまで)
ポイント
・子どもの権利について、市の考えが明確に示されていない市長の現状認識を問うた。
・自治体の首長部局にいじめ相談窓口を設置し、認知から解決まで支援する体制を整えるとの方針→首長部局の第三者性を活
かした、いじめ解消プロセスへの積極的関与への考え方
・(参照)子どもの権利救済機関「子どもアシストセンター札幌市」
●こどもの相談窓口の首長部局への設置を検討しているということか?については曖昧であった。
●教育的・行政的アプローチの連携 考えてほしいテーマである。