八事斎場再整備 | 田崎あきひさオフィシャルブログ「出かけたさきでちゃりんこブログ」Powered by Ameba

八事斎場再整備




国葬儀の日の名古屋市役所。日の丸に喪章でしょうか。黒く長いものが結ばれていました。財政福祉委員会の所管事務調査を傍聴。

八事斎場は大正4年に新設(15炉)三度の改築・改良(現在46炉)八事霊園の再整備後(令和10年度供用開始予定らしい)名古屋の火葬炉の数は46→24炉(動物炉は2炉)になるのだそうです。(他に港区第二斎場の30炉あり、76炉→54炉となるそう)…そんなに減らして大丈夫なのか?と委員からの質問がありましましたが、いまでも実質23炉程度の使用だとの説明でした。災害時の懸念についても稼働の回転数で対応できるとの説明でした。再整備期間中は供用開始まで3年ほど稼働停止期間(動物火葬は継続)があり、港区の第二斎場の回転数を上げるなどして対応するとのことでした。大正4年の供用開始の頃は都市計画法がなかったから?都市計画決定してこなかったらしく、大都市の行政手続でそういうことがあるのかと驚いた。再整備を機に都市施設(火葬場)として都市計画決定され、用途地域も第一種居住地域→第二種居住地域変更手続がされるという。

やり取りの中で、いまでこそ八事が高級住宅街になっているけれど当時は名古屋市でもなく愛知郡の村であったことに思いを馳せることができました。職員が「鬼籍に入ることを八事に行くと表現される」との再整備へ向けた意気込みの発言されていたのが印象的。そのくらい八事斎場は名古屋市外の方にも知られていますね。ちなみに令和47年が火葬数のピークと推計されているそうです。

委員会の雰囲気や取り回しが違うので興味深く刺激になりました。長久手のよいところも認識できました。