財産の買い入れについて | 田崎あきひさオフィシャルブログ「出かけたさきでちゃりんこブログ」Powered by Ameba

財産の買い入れについて




議案59号【財産の買い入れについて】が最終日に提案。
市が売りに出ていると知った時点ですでに仲介業者が入っており、売主が仲介業者を伴って手続きしたいとの意向」…により発生した、売主が指定する仲介業者への手数料の287万円は、先に審議した委員会で「仲介手数料の値下げ」の交渉を促していましたが、最終日のこの議案では仲介業者と100万円減額交渉をし187万円が仲介手数料ということになりました。
(税金なので最初からシビアに交渉してほしい… )
それでも、「もとより売主と市が直接交渉すればよかった」「売主が仲介業者を指定してきてよいのか」との異論は燻っておりました。

11/28の委員会時点で「活用目的が決まっていない」と答弁がされていた建物も、「適応指導教室(教育関連施設)か会議室」の2択になると答弁となりました。
(本来、利用目的が計画された上で購入してほしい…)

【市役所整備用不動産】と銘打たれた当該物件は、
この日の委員会審議の終盤に市長が「用地は必要なもので、建物は(更地にせず担当課長が答弁したように)活用する」と明言しました。

(売主の意向で)年内に売りたい、土地だけでなく建物付きにしてほしい、指定した仲介業者と交渉してほしい…といろいろ注文があり、市はわざわざ12月議会に補正予算を組んで、さらにこの最終日に買い入れ議案を出すといったドタバタぶりで、なぜこれほど市長や職員がこの案件に動いたのか、
仮に決裂したとして本当に困るのは市だったのか売主だったのか…と疑問の声がちらほらあがっていました。

「今後、この類いの案件に仲介業者が入ることはない」と宣言もありました。
これからは緻密な計画をすすめながらの財産の買い入れであってほしいと指摘をさせていただきました。





ちなみに建物に瑕疵担保責任の設定はつけておらず、(現状渡し)「雨漏りがあるというのは事実か」と質問したところ、「雨漏りの痕が見られる」ことを認めました。
他に重要事項説明は受けていないとの答弁です。

【市役所整備用不動産】と銘打たれた8511万3000円 の不動産。それにその仲介手数料が178万円。
市長は用地は必要なものとしましたが、建物を活用すらこととなり、さらに手直しは必要なのでしょうが…最小の経費で良い判断となったと市民に思われるものに生まれ変わらせることができるのか注視していかなくてはいけません。