次年度予算このままでは5.7億円の財源不足 8月 長久手市長選挙 長久手市議補選 | 田崎あきひさオフィシャルブログ「出かけたさきでちゃりんこブログ」Powered by Ameba

次年度予算このままでは5.7億円の財源不足 8月 長久手市長選挙 長久手市議補選

  来年度予算編成に「このままでは5.7億円の財源不足」と発表した長久手市。市制移行後46.6億円も市債(借金)が増加し30.7億円も基金を取り崩してきたなかで「予算が組めない」と極めて深刻な状況です。
 

 2023年度には市債を104億円まで膨ませてしまう計画ですが、そこには市庁舎建設費は盛り込まれていませんから、結果借り入れがさらに増え、その上庁舎は木造などとなれば、さらに費用がかさむのではとの懸念の声もあります。次の任期の市長、財政への責任はとりわけ重大です。みなさんの注視も大切です。
 

8月の暑いなか、

長久手市では市長選挙と市議補選が行われるということです。

 

なぜ8月に市長選挙が行われているかというと、その昔は統一地方選に合わせて選挙が行われていたのですが、とある首長がとある問題で辞めてしまったということに起因して8月の選挙に至っているわけです。

 

市議補選は4月に当選された市議だった方が、7月31日付で辞職され市長選挙に出られるといったことに起因しています。

 

市議補選自体は私は定数17でも良いと思っていますし、事前に情報がない方にとっては出馬に至る準備期間が足りないだろうなぁと思います。

 

 

さて、前置きが長くなりましたが、長久手市が市長選になるのであれば、この点は少なくとも争点にしてほしいと私は考えます。

 

1.長久手市の広域お出かけ支援(名古屋市との敬老パス連携模索)
2.入院通院18歳まで拡充(3000万円/年の捻出)
3.スクールカウンセラー常勤、教育支援センター設置
4.多額の市税を投じる木造市役所建設の是非
 (防災拠点として木造で良いのか是非を検討)
5.集客収益の見込めない古戦場公園整備計画の是非
6.いくら公金を支出するのか未知数となっている、江戸時代後期の古民家修復事業の優先順位付け
7.南小校区共生ステーション(杁ケ池公園内設置) 設計再検討の是非
8.花火大会復活検討

9. 「1655万円」 四年にいちど支給されている市長の退職金

 

必要な予算付けや大胆な配分は当然必要なわけですが、

首長の思いを前面に、公金と手間と時間をかけてなんでも事業ができるフェーズではありません。そのことは、首長にとっては面白くないことかもしれません。

「あれもこれも」ではなく「あれかこれか」でなくてはいけません。

「我田引水」はだめで「李下に冠を正さず」でなくてはいけません。

「ほだされず」、「ひきずらず」、バッサリいかないともちこたえられません。

 

選挙では、限りある公金支出の優先順位、状況が改善するまでペンディングもしくは凍結させるなどが現職でも新人でも必要ですし、それを支援者のみならず市民に説得していただく機会としてほしいといまは願います。