当選報告エピソード＆雑感
２７歳の頃に１回目、２０１１年の４月１９日～２４日に人生２回目の地方選挙を体験。
１か月が経ち、３１で行った選挙を忘備録的に脈絡なく順不同で書留める。
●議員定数は２０名
昨年の６月議会で私が定数問題にそろそろ決着付けようと投げかけた。
１２月議会では議員定数削減の修正案が否決された。
改選前の３月議会では２０２９名の住民の署名付きの請願が集まったにも関わらず、議員の過半数が否決した。
「次の選挙で当選させてもらったら定数削減に賛成します！」と泣き叫んだ議員もいた。
議員定数は２０名。これは津島市、蒲郡市、犬山市、豊明市、日進市、みよし市と同じ。
岩倉市、常滑市、高浜市よりも多い。町村で定数が２０名あるのは長久手町だけ。
愛知県内でも長久手町の議員定数は人口比で多い状態。
●アンフェア？
長久手町では選挙前の後援会入会案内の全戸ポスティングが横行した。
選挙期間中の個別訪問(街灯をつけてやるから○○に投票しろの類い)の報告があった。
３月議会でわざわざ一般質問をして、総務部長答弁のあった立て看板違反は結局改善しなかった。
●選挙公報が小さい。
長久手町の選挙公報紙はひとりひとりのスペースが小さいことが他の自治体と比較してよくわかった。
●新聞には肩書を【団体役員】と掲載されみんな驚いた。
選挙前に新聞社から「何か町会議員以外でやってることはありますか？」と尋ねられ、
何気なく「たとえば東海州政治家連盟事務局次長 とかですね・・」 と答えたら、
紹介記事に【団体役員】と表示されて自分もみんなも驚いた。
●２０代３０代がわりと立候補したが・・
２０名の枠に２７名が立候補。
そのうち２５歳、３１歳（田崎+１）、３２歳、３３歳、３８歳、３９歳・・・と３０代がたくさん立候補大歓迎（中身が大事だけど）
４年前は田崎が２７歳。 次に若いのが４１歳だったことを思うと候補者は若返り。
しかし当選したのは３１歳ひとり（田崎）に３３歳の女性ひとりのみだった。
●ポスター番号【７番】を本当に引いてくれた。
仲間うちで、ポスターの掲示位置について、「７番がいいよね」と話をしていた。
「７番イコール上の段の右から３番目 ぐらいが一番見てもらえるのではないか？」というなんとなくの理由から。
インターン生の祥子ちゃんがポスター番号【７番】を本当に引きあててくれて、そこは盛り上がった。
●ポスター張り競争じゃないんだから・・・
選挙はポスターを張る競争みたいなところがありローテクだなぁと思う。
最初からポスターを張ってある（あるいは出力した）掲示板を町内に設置すればいいのにと思う。
●スタッフがいない。
平日５日間の選挙期間。 同級生はみんな仕事をしているので日中は事務所によってもらうことができない。
２７歳の頃とは違って、父親母親になっていてなかなか動けない。ということで
事務所には常時１～２名いるかいないか（笑） ２０：３０にはいつも閉めた。
でも、わざわざ県外から駆けつけてくれたり、土曜日は雨に一緒に濡れてくれたりした仲間がいた。
●電話はかけない。
電話帳やなんかで何の脈絡もない不特定多数に電話をかけるようなことは今回しなかった。
そもそも事務所に電話もファックスもテレビもネットもなかった。ラジオはあった。
よく投票箱のふたが閉まるまでが選挙で電話をかけまくれというが、知らない人への電話がけはせず日曜日は事務所の撤去片づけをしていた。
●当選は２２：３０に分かった。
２１時３０分 ２２時 ２２時３０分・・・ と３０分置きに開票速報が出る。
２１時３０分の発表はみんなゼロ。
事務所に集まったみなさんに速報データを発表する役目を本人がおこなっていたので
３回目の発表の時に、当選確定でしょう。ということを言わせてもらった。
その時はトップ当選だとは思わなかった。
自分の知らないところで見えない力が動いている感じがしている。
当選後、多くの人から連絡をいただいた。三重県知事から携帯に電話をいただき、愛知県知事からはＦＡＸをいただいた。
●バンザイはしない。
４年前はバンザイをしていてクチャクチャな顔をしているところを中日新聞の県内版にデカデカと掲載されてしまった。
今回は・・・バンザ～イなど言っている気分ではないことを事務所に顔を出してくれたみなさんに説明して、これからも頑張ろうとみんなで団結の言葉を言って０時前後には解散した。
●役所の人が当選証書を持ってきたらしいが…
早々に事務所を閉めてしまったので会えずじまい。何度も着信履歴が残っていたのは事務所に来てたからだが、役所の人間がわざわざ当選証書を持ってくるなんてこと、すっかり忘れていた。
４年前はたしか副町長がきてくださったことを思い出した。 今回はどなたがお見えになってたんだろう・・。
●生ラジオ番組に出演しそこなった・・
知らない着信履歴が何度も残っていたが、それがなんと地元ラジオの生番組のオファーだったらしく、
ラジオの生放送で言いたいことを言いまくるチャンスを逃してしまった。
（事前にそんな機会があると教えてもらってれば対応できたけど、まさかラジオ局の側も誰もトップ当選すると思っていないはずからいたしかたなし）
●意気込み
新しい任期のスタート。トップ当選という後押しを受け若者らしく 強気で正論を吐き続けたい。地域にもっと飛び込んでいくこと、知事からも推薦されているので愛知県と長久手町の共通課題を先頭に立ち取り組むこと、３０年後も地域で生きる（であろう）当事者として持続可能な長久手づくりを模索すること。
開票結了状況
| 投票総数 | 16,988票 | 有効投票数 | 16,737票 | 無効投票数 | 251票 |
投票結了状況
| 有権者数 | 36,419人 | 投票者数 | 16,988人 | 投票率 | 46.65％ |
平成23年4月24日執行 長久手町議会議員一般選挙 開票速報（23：43結了）
