『募る不信感』（中日新聞県内版）

上記タイトルの記事が、中日新聞の愛知県内版に掲載されている。

中身は、Linimoを運営する愛知高速交通の元社員による８９００万円超の横領事件から透けて見える
３セク会社の体質、経営陣（社長は実は愛知県知事で副社長は長久手町長）やスタッフ（幹部は県のＯＢや出向）達の責任の所在、

さらには、過去数回あった議員向け説明会に関して、マスコミの傍聴を拒否した長久手町の隠蔽しようとする姿勢にも目が向けられている。

本気で事態を解決する、そして『課題を市民と共有する＆情報提供する』気があるのかという不信感が綴られている。


昨日まで見てきた富山市のライトレールは社長（知事や市長ではない）がしっかりと役割をこなしている。

地域住民や愛知県民は、どんな経営再建戦略が行われようとしているのか、経営支援の方法＝税金の使われ方、といった情報を把握できていない人が大半であろう。

『募る不信感』を解消するには、情報を公開していくことを是とする体質に行政も会社もすること。当たり前であるが、今はまだできていない。