県大ファンファーレ2009 特別企画 | 田崎あきひさオフィシャルブログ「出かけたさきでちゃりんこブログ」Powered by Ameba

県大ファンファーレ2009 特別企画

長久手町にある愛知県立大学
県大ファンファーレ2009 特別企画ということで、
愛知県立大学にて、東京大学教授の姜尚中先生の講演会がありました。
テーマは「多文化共生社会とこれからの大学」


同質性の高い日本社会の中で、少しの差異を見つけイジメが起きるということや、
同質性の高さゆえ生き辛さが出て自殺に繋がっている等の指摘、
性同一性障害の話・・・等々ほんとうに様々な幅の広いお話をされていました。
講堂は満席で、私も立ち見をさせていただきました。


それにしても、先日お会いした奈良の仲川市長はとても分かり易い言葉でお話をされる方でしたが、
姜尚中先生は約90分間とても穏やか&滑らか(1度も噛まない)な口調で、少し難しい表現(それが知的好奇心を刺激されるのです)でしたが、ものすごく魅力的で満員の会場の人たちを惹きつけておられました。
学生にとっても地域住民にとっても素敵な機会だったと思います。ありがとうございました。



個人memo
・これから『差異』をめぐって、寛容になるか非寛容な社会になるか。
・私たちは『差異』に対して寛容であるかないか。
・具体的なエンカウンターがないと人は変わらない。
・善きにつけ悪しきにつけ人は偏見の虜。
・『同質社会』の世界だから、『微妙な差異』に過敏になる。
・自殺者―その直前まで一生懸命生きようとしていた。
・生理的とはいわないにしても感情的な違和感があった。
・自然との共生→食物連鎖
・日本雑種文化論
・領域を越えた形で問題と向き合う。