教員免許状更新について | 田崎あきひさオフィシャルブログ「出かけたさきでちゃりんこブログ」Powered by Ameba

教員免許状更新について

裁判員裁判のスタートも不安の声が多いですけど、
教員免許更新制が平成21年4月からスタートします。

すべての現職教員が教員免許更新講習を受講・修了する義務が課せられるわけです。

平成21年度の要求額は46億5800万円。
受講料のシミュレーションがまだできていなかったり、更新講習の受け皿となる大学側に現場教師の課題に対応した個別にわたるプログラムが備わっていなかったり、(だったら何をどう更新するの?)
国は「まだ流動的」「個別具体な計画はお任せしている」と答えています。

教員免許更新制には、講習を受講・修了することによって最新の知識技能の刷新することが目的なんだとおもいますが、免許状更新には地域差が生まれそうに感じています。
「目の前の子どもより免許を更新することに主眼を置くことになってしまうのでは?」と言うのはある現場の先生の発言です。

マジメな先生方は講習に不合格になりたくないので試験をハシゴして受験するだとか、特別支援教育や特別支援コーディネーターなどを対象にした講習は遠くまで行かないと受けられないのではないかだとか、現在いろいろな憶測が現場で飛んでいるのも事実です。

現場が混乱する予感がしています。