ぶどうのジベレリン処理1回目は5/18に始まり、2週間(14日)後の6/1に2回目のジベレリン処理を始めました。
2024年6月1 2回目のジベレリン処理前
2024年6月1 2回目のジベレリン処理前
1回目のジベレリン処理をして2週間が経ちましたが、かなりぶどうらしくなってきましたね。
粒も大きくなりました。
粒の大きさはナガノパープルで13~15mm、天晴で11~13mmぐらいです。
1回目では200ml調合しましたが、2回目では房が大きくなったので700ml調合し大きなカップを使用します。
ジベレリン処理前に再度、摘粒も行っていきます。
赤丸のぶどうになれなかった粒
赤丸の内部に入った粒
内部に入った粒は後々ぶどうが大きくなったとき、圧迫して潰れることがあるので取り除きます。
予め小さい粒や内部に入っている粒を落としていますが、見落としやバランスを見ながら再度摘粒を行ってからジベレリン処理をしてます。
結構、大変なのですが、摘粒はとても大事です。
2024年6月1日 ナガノパープル2回目のジベレリン処理前
しっかりした粒に成長しました。
2024年6月1日 ナガノパープル2回目のジベレリン処理中
2024年6月1日 ナガノパープル2回目のジベレリン処理後
表面にうっすら水滴がつくので、少し振って水滴を落とします。
自分の場合は処理が終わったらぶどうに誘引時に使用しているテープナーに日付を記入して収穫の目安にしています。
メロンの受粉日記入と一緒です。
2回目のジベレリン処理はぶどうの粒の大きさが直径で10mm以上になったぶどうに行っているので、成長差によって処理日が1~2週間ずれます。
小さい粒の状態でジベレリン処理2回目を行ってしまうと後々あまり大きい粒になってくれないので、10mm以上にしています。
収穫時には袋を被った状態のぶどうがどれが先に熟しているのかわかりません。
そこでジベレリン処理した日付を頼りに収穫していきます。
2回目のジベレリン処理は粒の大きさがほぼ同じ大きさで統一して処理しているので、処理した日が早いぶどうが一番最初に収穫になるという魂胆です。
同様にマスカット系天晴は
2024年6月1日 天晴2回目のジベレリン処理前
2024年6月1日 天晴2回目のジベレリン処理中
2024年6月1日 天晴2回目のジベレリン処理後
右後ろの天晴はまだ粒が10mm以下なので今日はジベレリン処理を行いません。
2回目のジベレリン処理をしたぶどうは急速に粒が大きくなって行きます。
粒が大きくなるとはさみが入らなくなり、摘粒作業が困難になってきます。
来週中に最終的な粒の大きさのイメージをしながらバランスを考えて仕上げ摘粒を行い、袋掛けをしていきます。
本日も見てくださりありがとうございました。