今週末の父の納骨のために、納骨堂に確認の電話をした。
忘れ物があったら大変だが、必要なものは以下の通り少ない。
◾️埋葬のために必要なもの
遺骨
火葬許可証
◾️法要のために必要なもの
過去帳もしくは位牌
遺影
お布施や供花、供物は納骨堂で用意するので不要だそうである。
お寺の住職を呼んで実家でやった四十九日の法要に比べたらかなり楽である。
この納骨を終えると、父が納骨堂に50年分の供養を契約して事前に支払っているので、初盆もその後の仏事も納骨堂がやってくれることになっている。
長男としてやることが少ないのはちょっと後ろめたさがあるが、父の遺志だし、遠くの妹もてるさんのマンションにある仏壇よりも納骨堂の方がお参りしやすいのでこれでよいのであろう。
三世代同居から核家族にした父世代は、これまでの血縁のつながりを前提にした伝統的な仏事を簡素化していくべきだろうし、それをいち早く実行した父は時代を見据えていたと改めて思う。
せめて、納骨までは自宅でしっかりと供養しようと、会社帰りに花を買って供えた。