先日、法事をして実家で遺品整理をして、昼メシの時間がないので最寄りのイオンのフードコートでカツ丼を食った。
ちょっと出汁が甘かったな。たかがカツ丼されどカツ丼である。
麺活する人は多いけど丼活をする人は少数派のように思う。てるさんは以前は無類の麺食いであったが、最近はカツ丼中心に丼比率が増してきた。
飲食店が一件もない流通団地に異動して、社員食堂の日替わり弁当中心で、たまにカップラーメンとコンビニのおにぎりという昼メシ生活を12年していると、丼を食べる機会がなくなり、たまに外食の時は丼が無性に食いたくなるのである。
てるさんのナンバー1のカツ丼は神戸三宮のセンタープラザ地下の吉兵衛である。
美味いもち豚を厚すぎず薄すぎず絶妙の厚さで揚げていて丼として最高のバランスである。最近はやたらに分厚いカツのカツ丼屋が話題のようだが、カツとメシの一体感を味わうにはほどよい厚さが好ましいと思う。
次は同じくセンタープラザ地下のどんぶりころころのトリプルミックス丼。玉子でとじたトンカツ、海老カツにチキンカツを乗せた背徳感に満ちたドカ盛りの丼であったが、残念ながら閉店してしまった。
また、大阪には喝丼という名店があるが、カツとメシが別のいわばカツとじ定食で、個人的には何か違うと思ってしまう。
もちろんカツ丼以外にも美味い丼はいろいろあるし、ちょっとこれからは丼活に力を入れてみようかと思う今日この頃である。