1万時間の法則 | 垂水のてるさんの釣りバカ日誌

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投げ釣りファンを増やすため神戸のアラ還釣りバカおじさんがポイントもコツも隠さずつぶやきます。

他部門の中途採用で入社した後輩が3年で退職することになり挨拶があった。非常に有意義で得ることが大きかったと、定形の言葉だろうが、てるさんに言わせれば、3年では十分に得られていないと思う。(仕事が合わなくて辛かったのが本音なら、もちろん早く辞めた方がいいのだが)

 

1つの分野で1万時間の修行や訓練を続けると、その分野で100人に1人のプロになれるという「1万時間の法則」がある。

 

フロリダ州立大学のエリクソン博士があらゆる分野で成績の良いプロに調査を行った結果から考案し、マルコム・グラッドウェルのベストセラー『天才!成功する人々の法則』で紹介されて浸透した理論である。

 

昨今のホワイトな働き方だと、8時間×250日で年間の仕事時間は2000時間となり、1万時間到達してプロの仕事をするには5年かかることになる。

 

この理論は賛否両論あって、否定派は1万時間の法則は根性論で、正しく適切な教育をすればそんなに時間はかからないと主張する。

 

てるさんは賛成派で、最初は仕事を覚えるのに早い遅いはあるが、最終的には5年たてばほぼ完璧になるというのが実感である。7割がた習得するのが早い、覚えのいい人はその後の3割がスローペースで、物覚えの悪い人は7割がた習得するのに時間がかかるが、その後は早くて、よほど能力の低い人でなければ、ほぼ5年後には同レベルになっていることが多い。

 

釣りに関しては約10年前に本格的に再開して、平均すると1釣行7時間、年間40釣行なので年間280時間、10年で2800時間、釣り情報を勉強したり、釣具をいじったりが同時間と見積もっても5600時間であり、1万時間の法則で考えると、まだ中級者の入り口に立ったぐらいだろうな。

 

まだまだ精進あるのみである。