大谷君のすごくいい話と僕の少しいい話 | 垂水のてるさんの釣りバカ日誌

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投げ釣りファンを増やすため神戸のアラ還釣りバカおじさんがポイントもコツも隠さずつぶやきます。

今日ネットニュースで日本ハム入団3年後、つまり21歳の頃の大谷君のすごくいい話を読んだ。
 
 
 
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e1410d51abd6112dabb6f0946ac0eba5b91510f

 

 

 

 

 

テレビの生放送出演後、テレビ局から離れた食事に誘うと、時間を大切にする大谷君は移動に時間をかけるなら社員食堂の300円の牛丼で充分と、美味しそうに牛丼を食べたらしい。

 

すごい!

 

21歳にして、58歳のてるさんよりもよほど人間ができている。

 

この話を読んで数年前の仕事の出来事を思い出した。

 

てるさんの下で働く契約社員を募集することになり、人事から募集の案内のたたき台をもらい、てるさんが業務内容に沿って追記修正することになったのだが、採用条件が「大卒、短大卒、専門学校卒以上」となっていたので、大卒でまともな職業経験がないフリーターよりも、高卒でも一定期間を正社員として教育を受けビジネスマナーを習得した人の方を即戦力として使いたいと思い、「もしくは高卒後一企業で正社員経験2年以上」と付け加えたら、全社の採用方針と違うと却下された。

 

方針や慣例はなかなか変えられないのを承知で、今後検討してもらうことを期待して、こう返した。

 

大学を出ていなくても大谷翔平君や藤井聡太君は大卒でもできない一流の仕事をしている。しかも今や子どもの7人に一人が貧困家庭と言われる時代である。かつてのように大学を出ていないから向学心がないやんちゃとは決めつけられず、家庭の事情でやむなく就職した若者もたくさんいる。そんな若者たちが高校卒業後に積んだ職業経験は大学で学ぶ以上に貴重できらめいていることもあるはずなので、チャンスを与えるべきだと思う。

 

と。

 

この記事を読んで、自分の意見は正しかったという思いをますます強くした。