今回もまた痛みの花火大会
が
はじまりました。
術後化学療法4回目から4日目の
ヒト女性型宇宙人たるさんです。
過去3回、この時期には
押されまくり
泣き虫炸裂
食器洗いとシャワーの時には涙ボロボロ
でも気づいた。
泣いてるだけでは
痛みは変わらん。
動いた方が
心もからだも楽チン。
前回もたるさん、言うてました。今回は痛みを長引かせないぞ!!
改めて、運動の重要性を再確認。
運動療法は、抗がん剤や放射線治療中に開始すると、効果が高いといわれています。ウオーキングや自転車エルゴメーターといった有酸素運動で、20分から30分間の運動を週3日から5日行うのが理想的です。また、軽い筋力トレーニングやストレッチも、機能を維持するために有効です。
運動が治療中の倦怠感を軽減する
・・・いずれにしてもこのような治療では、倦怠感や吐き気などの副作用がよく起こり、患者さんは「治療中だから安静にしないと…」とあまり動かなくなります。動かないと体力が低下し、疲れやすくなるからよけいに動かない、という悪循環が起こります。
しかし、身体機能や活動量をそれほど落とさないようにリハビリの運動療法を行えば、筋力や体力がついて倦怠感の症状がよくなり、体を動かすことで気分転換も図れます。すると、副作用が減り、治療を最後までやり遂げやすくなり、気分が上向きになり、総じて生活の質が上がります。もちろん、吐き気が強くて食べられないようなときに、無理に運動する必要はまったくありません。調子のいいときには体を動かそうと意識づけをし、寝た状態で不活動にならないようにしていくことがとても大事です。治療中は適度に運動し、治療後は社会復帰や元の生活に戻るために、しっかり運動することが重要になります。
くわえて、今回は、より運動に心を向かわせる仕掛けを。
氷漬のアンパンマンを
お風呂で解かして救出するお子のように、
たるさんは血流を高めて
「骨髄の造血工場まわりのホウレンソウを助ける」ことにしました。
たるさんの受けている抗がん剤治療では
多くの方が骨髄抑制を経験されます。
たるさんも今回の治療前に初めて
好中球をふやす注射が必要でした。
でも過去2回は不要でした。
その違いは・・・原因は一つでないかも知れませんが、
前回3回目の抗がん剤の点滴の後、
たるさんは運動不足(普段よりだいぶ寝たきり)でした。
でもそれでは、もともと備わっている
骨髄内の造血工場の緊急回復スイッチが
作動しにくかったはずと気づきました。
B細胞前駆細胞が死ぬときに放出されるサイトカインという物質が、骨髄内の2型自然リンパ球(group 2 innate lymphoid cell; ILC2)を活性化させてGM-CSF(顆粒球単球コロニー刺激因子:granulocyte macrophage colony stimulating factor)の生産を誘導し、これが緊急回復スイッチとして血球細胞の増殖を促す。即ち2型自然リンパ球は周りの死んだ細胞から“骨髄危機状況・細胞死シグナル”を受けて性質を変化させ、骨髄機能回復に関わる
2021-3-6 自然リンパ球による緊急回復スイッチの作動
今回はぐったり横になったままでなく、
夜しっかりギュッっと眠り
起きている間はメリハリつけてこまめに動きます!
でもすごく痺れているし、痛いけどね!!