子宮内膜癌(子宮体がん)の治療のため

子宮と左右卵巣を開腹手術で摘出することになった

ヒト女性型宇宙人たるさん。

 

全身麻酔で手術を受ける患者には

事前のお口のチェックとケア歯が手厚い。

たまたま直前に近所の歯科医の

定期チェックを受けていたけど、

これが急にあったらヤバキョロキョロと言う丁寧さ。

 

舌の表面をとても柔らかい歯ブラシ型のブラシで

撫でるように拭う(ぬぐう)仕上げはプレミアムキラキラ

 

続いて、麻酔科医の説明。

前回の切らない手術(検査)と異なり、

今回は10cmほど縦にお腹を切る手術。

麻酔は注射薬(点滴)の「全身麻酔」と「硬膜外麻酔」を使用。

特に驚いたのは「硬膜外麻酔」。

数日間点滴し続けて

お腹の痛みをかなり抑える目

 

リスクの説明は天文学的に低そうな確率ですが

一つ残らず説明を受けた感じ。

先生たちお忙しいのに、

医師と看護師から受けましたおねがい

手術中の音楽がUSENみたいなリストから選べました音譜

当日手術時は秒で気絶するけどチュー

 

SFの宇宙基地みたいな手術室は前にこれに書いた通り。

 

前回と違うのは、ピッチピチの

着圧ソックスを履いて臨んでいること。

その上からフットポンプをつけられます。

 

フットポンプは手術後も夜通し

左右交互にふくらはぎに

圧をかけ続けて血栓を予防します。

(詳しくは下のリンクに。手術中の血栓予防)

 

さて手術台。

医療ドラマで見ているのとはだいぶ違って、

たるさんの今回の手術では

「大の字」になって横になるイメージ。

事前に麻酔科医からの説明もあり、

万一術中に麻酔が醒めるなどして患者が腕を動かし

手術のさまたげにならないよう、

腕はお腹から遠ざけるびっくり

 

スポンジでふっかふかポカポカの台に横になり、

麻酔が始まった後の次の記憶は、

真っ白い空間でぼんやり家族の影があったようなUFO

 

しっかり意識が戻ったのは

病室のベッドに移された後の

「ぽこぽこぽこ」と言う

酸素吸入の機器(?)の音と

フットポンプが左右交互に

「カチッ、プシュー」と鳴る音。

 

「ああ、無事終わったーラブ

 

手術終了。

ここまでも多くの人たちが力を尽くしてくださいますが、

たるさんが感動したのはこの後の、

薬剤師のこまめなサポート、

病棟看護師の献身的な

「赤ちゃん状態から大人まで戻す」

全ステップへの支援。

 

全国津々浦々医師がいて、

さらに拠点となる大きな病院には

難しい手術をすることはもちろん、

その後の回復を支える医療チームが

この星のこの国にあると言うこと。

 

すごくないか!!

なんだこの素晴らしき世界富士山地球キラキラ

 

 

(ここからは詳しいサイトのリンクです)

 

手術前の口腔ケア。

それにはちゃんと理由があります。

 

手術を受けるまでの流れが

絵付きで詳しくわかりやすい。

 

手術中の血栓が危ない、と言うお話。

エコノミークラス症候群と同じようなことが、

手術中や手術後にもおこる可能性がある。