11月に子宮内膜ポリープを取ってもらったら

全く予想していなかった

子宮内膜がん(子宮体がん)が見つかった

ヒト女性型宇宙人たるさん。

 

子宮体がんは早期であれば

手術でまるっと

臓器ごと取り除くことも可能。

 

まずは体のどこまで癌が広がっているか確認。

主治医に呼ばれた翌日から

ほぼ1日おきにMRI、PET-CTとCT受診。

結果は検査施設から主治医に直接送られます。

 

そして迎えた次の通院日。

出揃った画像、たるさんの輪切りを

マウスで動かしながら主治医、

「ん、いいですね。いいですね。

これなら子宮内だけだから。」

手術の日程も12月前半に決まりました。

 

たるさんは平均の閉経年齢に近かったので、

子宮と卵巣を全部摘出することには

抵抗はありませんでした。

それより、出血に悩まされていた時、

早くこのパーツを外してと

祈っていたくらい。

 

夫や子供を持たなかった人生についても特に感慨はありません。

 

学生の頃、卒論書いていたアパートの

隣の部屋のご婦人が

お風呂屋さんで倒れて

そのまま亡くなると言うことがありました。

彼女は生涯独身でしたが、

田舎のお弁当屋さんで、

若い人たちと一緒に楽しく働いていました。

 

ゴミ出し場の鍵当番が私に回ってきた時、

寝坊して遅れたら、当番を代わってくれました。

 

その町では、結婚していても、子供がいても

一人で暮らす女性が少なくなかった。

家族の数に関係なく、人と人がつながっていた。

それで充分だと20代のたるさんは実感していました。

 

たるさんの人生で、

この後、何かの巡り合わせで養子とか、

面倒を見るお子さんがいたりすれば拒まないし、

そう言うのもなくても、

たくさんの隣人を大切に

日々を過ごせば充実するのが

脳みそのキャパが小さい

たるさんの足るを知るライフ合格

 

癌告知直後の、この時期にたるさんの目が汗をかいたのは、

これまでどれほど多くの

子宮体がん患者の方々、ご家族が、

これくらい早い段階でがんを発見できたら

よかったと願ったことだろう・・・

子宮体がん患者、全員

この段階で見つかればいいのに!!と妄想した時でした。

 

全く図々しくて何様のつもり、なんですが。

それよりあんた、自分の体とか生活とか親きょうだい家族とかのことは?

たるさん、ツッコミどころ満載です。

 

そんな宇宙人たるさんの変テコマインドはさておき。

 

がん告知ほやほやの時期の

患者さんに一番大事なのは、

「主治医はいちばんの情報源」ということです。

 

今はネットで情報があふれすぎてる!

 

癌という敵が体にあると分かれば、

次は敵の陣地を正確に確認。

そして取り切る。叩き潰し切る。

 

作戦は、患者一人ひとりの状況で違います。

患者にとって

最善の作戦を知っているのは主治医です。

 

たるさんは、主治医に初めて会った時から

「この人についていけば大丈夫」と確信していました。

なぜなら、遠い昔、

まだ上手に泳げなかった宇宙人たるさんに

正しいクロールを教えてくれて

無限に泳げるようにしてくれた

水泳部出身の先輩に

主治医がそっくりだったからです!

 

何だそりゃ。

 

何だか良くわからない自信で前進していくたるさん。

次はいよいよ摘出手術ふんわり風船ハート

 

(以下は信頼できるサイト二つより。

主治医についてと、

子宮体がんの治療のこと。リンク先も見てみてね)

1.主治医は、一番大切な、あなたの情報源

主治医は、あなたの診断や治療に関してもっとも重要な情報源になります。あなたにとって、今、どのように対応するのが医学的に一番良いか、医学の専門家として責任を持って提案します。
まずは主治医の説明をよく聞きましょう。そして、知りたいことは遠慮せずに聞いてみましょう。
とくに確認したいのは、「正確ながんの名前」「そのがんの詳しい性質」「がんの広がり(病期/ステージ)」です。

 

どのように治療しますか

治療の主体は手術です。病気の進み具合にもよりますが基本的には子宮、卵巣・卵管、リンパ節を摘出するのが一般的です。現在は子宮体がんの腹腔鏡下手術やロボット手術が保険適応となっており、施設によっては条件が満たせばより低侵襲な手術も可能となっています。手術により再発危険因子がみつかったり、あるいは診断した時点で手術による病巣の完全摘出が困難な場合には、抗がん剤治療(化学療法)や放射線治療などが行われます。若年婦人で子宮を温存し妊孕能を維持して治療することを希望される方には、ホルモン剤を使って治療することも可能です。ただし、ホルモン治療の適応となるのは、初期の子宮体がんで、しかも一部のタイプのものに限られるので注意が必要です。