情報処理技術者試験の高度試験は問題集を1冊やれば合格できる
昨年の春から、情報処理技術者試験の高度試験を受けています。
これまでに、 ITストラテジスト試験、システムアーキテクト試験、プロジェクトマネージャ試験に合格しました。
また、それ以前に応用情報処理技術者試験と情報処理安全確保支援士試験にも合格しています。
2週間後にはデータベーススペシャリストも受ける予定です。
その経験の中で、1冊の問題集さえ、きちんと勉強すれば合格できるというのが私の持論です。
私が利用しているのはTAC出版の問題集です。
ページ数は多いですが、これをやり切れば合格できると私は自信を持っておすすめします。
問題集の効果的な使い方
私は、この問題集を7回読んでいます。
それでも結構ギリギリの時が多いので、勉強方法には改善が必要です。
そんなとき、アクティブリコールが有効だということで、白紙に覚えたことを書き出す勉強方法も取り入れてみました。
白紙に書き出すということは、一見簡単そうですが、これが想像以上にきついです。
翌日に書き出そうと思っても、ほとんど何も書けません。自分が何も覚えていないことを痛感します。
ただ、繰り返していくと、学習の成果が高まっている実感があります。
問題集1冊で足りるのか?
分からない問題を気にしなければ、問題集は1冊で足ります。
そのかわり、どんなに完璧に問題集を覚えても満点は取れません。
試験を受けると知らない用語、見たこともない問題が出てきます。
(解いたはずの問題でさえ忘れていますが。)
ただし、60点を取れば合格できます。
私はいつも60点代のものがあります。この前のシステムアーキテクトも午前2は64点でした。
それから、一番正確で新しい情報を集めるために、問題集は最新のものを買うべきです。
どうせ1冊しかやらないのですから、ここでお金をケチるよりも、きちんと投資した方が効率的に勉強できます。
分からない問題は気にせず、合格点を取るという意識が試験には必要です。
また、私は何度受けても合格できない試験もあります。一度であきらめず、継続することも大切だと自分に言い聞かせています。
あと2週間
あと2週間後の10月13日にも情報処理技術者試験があります。
私も、データベーススペシャリスト試験の追い込みに取り組んでいます。
ただ、問題集はまだ全然回数をこなせていません。それでも繰り返すうちにペースは上がります。
また、新しい問題に取り組むよりも、繰り返す方が理解度が高まっている自信になります。
あくまでも合格点さえ取れれば良いという割り切りは必要ですが、限られた時間の中で勉強するなら大切な考え方です。