スタディサプリで国語の古文<文法編>を無料で受けてみた 


高校生の娘をもつ父親ですが、スタディサプリの14日間の無料体験期間を使い、自分で国語の古文<文法編>を受けてみました。


スタディサプリの無料体験の申し込み方法などは、こちらを参照してください。



以前、国語の共通テストにも挑戦しましたが、古典と漢文は忘れてしまっていました。

高校時代の得意科目は国語だったのですが、やはり卒業して30年くらいたつと覚えていないですね。



そこで、今回はスタディサプリの高3古文<文法編>を受講してみました。


受けてみた感想としては、覚えやすいコツが解説されていて、短時間で学ぶにはかなり優れた講義です。


講師は岡本梨奈先生で、全部で12講義、テキストだと169ページの内容になります。

動詞から始まり、敬語なども含めてひと通りの内容は網羅されています。


講師の岡本梨奈先生 


古典、漢文を担当する岡本梨奈先生は、スタディサプリの講師紹介によると、大学では芸術・音楽を専攻した人です。


また、著作には、『1冊読むだけで』というタイトルのシリーズの本があり、ポイントを的確にまとめた本が特長です。





講義のデメリット 


講義を受けてデメリットに感じたのは、2点です。

  • 古文に関する講座が少ない
  • 練習問題が少ない

まず、1つめのデメリットは、古文に関する講義が、それほど多くありません。

通年/国語の古文としては、4つの講座しかありません。



とはいえ、講座の中には全部で42講義ありますし、これ以外に共通テスト対策講座や志望校大作講座にも古文や漢文はあります。


2つめのデメリットは練習問題が少ない。文法編の場合、テキストは169ページになりますが、授業の解説や問題も含まれています。

そのため、自学用の復習問題はあまり多くありません。


しかし、岡本先生の著書など、副教材や問題集があれば大丈夫です。

高校などで問題集を別に購入しているなら、それを利用すれば良いと思います。


講座のメリット 


講義を受けた感想としてメリットは3つです。

  • 覚えるコツが分かりやすい
  • 受験で問われるポイントを解説
  • 苦手なポイントだけ学べる

1つめのメリットとして、覚えるコツが分かりやすいです。

古典文法とか、もはや暗号のように何度も口に出して覚えていました。

今回の講義を聞いて、こういう風に整理して覚えていけば良いのかと納得しました。


正直、テキストだけだと理解しづらいですが、講義にあわせて利用することで、非常に分かりやすい内容になっていました。


2つめとして、受験で問われるポイントも的確に解説してくれています。


実際の問題や間違えやすいポイントなどの説明が分かりやすく、丸暗記ではなく理解して覚えることができます。


助詞や助動詞など、理解していないことばかりでした。

そもそも全て忘れていたので、もはや新鮮でした。


3つめは苦手なポイントだけ学ぶことができます。

最初に全体のテキストをダウンロードして、少し見てから、自分が苦手とする部分から手軽に勉強することができます。


全体で言えば、結構な分量がありますが、自分の弱点から自由に学べるのが映像講義の最大のメリットです。


まとめ 


今回は古文の文法しか時間が無くて受講できませんでした。


しかし、国語の講座としては現代文や漢文、小論文などの講座もあり、志望校対策もあります。


自分の受けたい授業を好きなときに好きなだけ受けられて、2178円で受けられるのは素晴らしいです。


もちろん、これだけでは足りない部分もありますが、自学の問題集だけでは自分の分からないところで詰まってしまうことがあります。


スタディサプリの映像授業と自分で購入した問題集を組み合わせれば、最強のコスパで受験勉強ができます。


アプリやサービスをうまく活用すれば、十分受験に挑戦できるのではないかと感じました。