早稲田大学の村上春樹ライブラリーにはくつろげる空間がたくさんあった 


先日、早稲田大学で授業を受けてきました。



その際に少し早めに行って村上春樹ライブラリーも見学してきました。



無料で入れる館内には、村上春樹さんの著作をはじめとした本が並び、図書館になっています。


しかし、図書館としてだけでなく、建物や空間自体を楽しめる場所になっていました。

そして、くつろげる空間が様々な場所に用意されていました。


具体的には、下記の点がポイントです。

  • 予約無しで無料で楽しめる
  • 建物を見るだけでも面白い
  • 家具や椅子が個性的
  • オーディオルームがある
  • スイーツも充実したカフェが併設
  • 展示室で企画展が開催


階段本棚 


一階の入り口から入って、まず目を引くのが「階段本棚」。



別の世界とつながっているのではないかと思わせる幻想的な雰囲気があります。

階段の両側に並ぶ本はもちろん手にとって読むこともできます。


こういう空間に本が並んでいると特別な意味をもつ本のように思えてきて、つい手にとって読んでみたくなる空間です。


ギャラリーラウンジとコクーンチェア 


一階には「ギャラリーラウンジ」があり、村上春樹さんの作品がたくさん陳列されています。


改めて見ると、その作品の数と多彩さに驚くばかりです。


読んでいない作品も多く、いくつか手にとって眺めていましたが、ゆっくり読むためのスペースもあります。


特に、「コクーンチェア」というソファのような席は快適で2人でも座れるくらいの広さがあります。


親子3人で寄り添って読書しながら座っている家族がいて、なんだか見ていて温かい気持ちになりました。



オーディオルーム 


同じく一階には「オーディオルーム」もあり、音楽を聴きながら、本を読むこともできるようになっています。


レコードも並んでいる空間で、音楽と一緒に作品を楽しめる空間は非常に心地よい場所でした。


企画展 


2階の展示室では企画展が開催されています。


私が訪れた際は「変身」するカフカ展が開催されていました。


近現代の作家や漫画家たちがカフカをどう作品に取り入れたのかをテーマにした展示もあり、「怪獣8号」も紹介されていました。


​カフェ 橙子猫-ORANGE CAT- 


地下一階にはカフェが併設されています。


早稲田大学の学生が運営するカフェで、コーヒーはもちろん、食事やスイーツも楽しめるカフェになっています。


また、ライブコンサートも開かれているそうです。



私は抹茶プリンパフェを頼みましたが、抹茶の味がしっかりしていてプリンの食感が良く、アイスとキャラメルソースとの組合せが、とても美味しかったです。




まとめ 


村上春樹さんの作品を楽しめるだけでなく、建物や家具、空間も楽しめ、企画展やカフェもある非常に充実した施設でした。


学生以外も無料で楽しめる場所ですので、みなさんもぜひ行ってみてください。