Pちゃんの幼馴染みのジャンさんが55歳にして結婚しました。

 

コロナ渦のなか、市役所での市民婚の予約が大変だったみたいだけれど、写真を見せてもらったり、話を聞いた感じではなかなか素敵な結婚式だったようです。

 

ジャンさんはPちゃん実家のある場所に住んでおり、Pちゃんと私は休暇の日程の都合で残念ながら欠席。

 

バカンス中にジャンさんとお嫁さんに会うことができましたが、ほんと幸せそうでした。

 

お嫁さんもアラフィフで初婚です。

 

2人が共通の友人を通じて出会ったのは4〜5年前。

 

当時、ジャンさんはほぼ寝たきり状態のお父さんと同居していてほぼ一人で介護、お嫁さんも高齢の持病持ちのお母さんと同居という状況でした。

 

フランスは日本に次ぐ長寿大国。

 

でも、日本と違ってフランスでは同居介護は珍しく (というか大人になってから親と同居すること自体が珍しい)、医療的ケアが必要な高齢の親たちは本人も納得して医療ケア付き老人ホームに入っていることがほとんどです。

 

だからジャンさんのようなケースは稀です。

 

ジャンさんとお嫁さんはお互いに共通の状況で共感すること、理解できることが多かったのも交際のきっかけとなりました。

 

ジャンさんのお父様は2年ほど前に100歳過ぎの天寿をまっとう。

 

天国から孝行息子とお嫁さんを祝福していることでしょう。