ようやく初雪が降りました。
雪のない関東の生活に慣れてしまったので違和感がなかったのですが、
気付いたらもう12月が目の前ですからね、遅い初雪です。
市民ランナーにとって厳しい季節のスタートです。
積雪の中のランニングは、今年の2~3月で経験済みです。
新雪は走りにくいだけなのですが、怖いのが氷結路面です。
雪の顔は、ふわふわだけではありません。べちゃべちゃ、ザクザク、がちがち、ツルツル。
その日の天候で目まぐるしく姿を変えます。
幸いなことに、ツルツル路面を走ってコケたことはないです。
フォアフット走法は重心が高く、体重移動を槍のようにまっすぐ保つので、横に滑ることがないのです。
人間、横に滑らなければ何とかなるものだと知りました。
ですが、滑ったときにどうしても表題の件が起きるのです。
くるぶしカッターです。
左足のくるぶしを、右足のシューズのソールがこするのです。
2回くらいは、「あ、擦った。」くらいで済むのですが、3回目から痛みに変わっていきます。
一時間のランニングの中で4~5回は起きるので、終いには血が滲みます。
そして、次のランニングでは、まだカサブタのくるぶしを再びカットします。
そうなったら地獄の始まりです。絆創膏したって治り切る前にカットするので無駄です。
くるぶしカッターのたびに「ヒィ★」と悲鳴を上げながら走っています。
これが今日、一番怖いなと思った道です。
今日はまだ、アスファルトがところどころ見える状態だったので平気ですが、
時には足を踏み入れたら出られないアリ地獄のような路面もあります。
今年の冬は、そんなツルツル路面の写真を紹介して行こうかと思います。