ひとみが今後のためにいろんな賃貸マンションの部屋を見たいというので

不動産屋さんから何本か鍵を借りていろんなタイプの部屋を見せてまわった。

ひとみは代々大地主で、地道に少しずつ借地権を解消しながら

マンションを建てて収入を増やす、そういうタイプの不動産オーナー系の人妻だ。


僕たちは現地の駐車場で待ち合わせをして

新築マンションで入居者がまだ決まっていない部屋を見学した。

見学はもちろんするのだが、ホントの目的はその部屋でセックスをすることで

誰か部屋に来るのではないのかという緊迫感も味わえるという

ラブホテルでのエッチとはまた違う濡れ方や起ち方のための空間が提供されている。


洗面台の鏡を見ていたひとみの後ろから僕が抱きしめた。

清楚な奥様という感じの服装のひとみが淫らな吐息を吐き出す瞬間だ。

質の良いの毛の黒いセーターをはだけながら

ひとみの胸を揉み解しながら、上質なセーターの柔らかさが

ひとみのおっぱいの柔らかさを際立たせてる、そんなことを考えながら

鏡に映った喘いで髪の毛が乱れたひとみの首筋にキスをした。


ひとみが僕のズボンを下げるのを手伝い

上目使いで僕の睾丸を舐めあげ始める。

この瞬間が一番エロティックなのかな、と僕は割と冷静に奉仕してもらう。

睾丸を舐めてくれてるときの、僕のちんこを軽く握っている女性の指は美しい。

手荒れがひどかったり、派手な爪だとたまに幻滅してしまう。

幸い、ひとみの指は綺麗だ。育ちが良いのだろう。


その時、玄関からガチャっという音が聞こえた。

外から玄関の鍵に別の鍵を持った誰かが鍵を挿入してまわしたのだ。

ひとみはえっと声を出して飛び上がった。

まるで、サバンナでライオンに見つかって追いかけられる瞬間の小動物のようだった。

ドアを開こうとすると内側のロックに引っかかり呼び鈴が何度も押され続けた。

ひとみはパニックになってどおしたらいいの、となきそうな声で僕に訴えた。


僕はズボンを元どおりにあげながら、ロックをはずしに玄関に向かう。

スーツのズボンの中にスーツの上着の裾が入り込んだのを直しながら

ロックをあけて、目の前に現れた内装業者さんらしき人と大家さんらしき年配の女性に

部屋を案内しててたまたまロックをしてしまったことを説明する。

こんなときは不思議と呼吸ができなくて思ったような声が出ないものだ。

挙動不審者そのままだった。僕が反対の立場にいたら問い詰めてしまうだろう。

それくらい僕は弱者の立場になってその空間に存在していた。


二人は納得してない顔のまま、部屋に上がりこんでCFシートのここ直しておいてねとか

そんなことをいいながら、髪が乱れたままの挙動不審なひとみをまた不思議そうな顔で見つめ

内装業者の若い男はだんだん状況がつかめてきた様子だったように思った。

ひとみは年配の大家さんは絶対に解かってないはずだ、とエレベーターの中で

自分を納得させるように呟いた。


僕たちは部屋を出て、エレベーターに乗り、ラブホで待ち合わせることにし、

それぞれの車に乗り込んでラブホに急いだ。


ラブホのエレベーターで僕のちんこが勃起しているのを確認して

ひとみのまんこも濡れすぎていることを確認して

部屋に入って、玄関で服を着たまま起ちバックで激しく性交をした。

ひとみは僕に力強く突かれながら途切れ途切れに

今日は中に出しても良いよ、とかよくおぼえてはないけど

そのような意味のことを言ったのでひとみの奥深くまで届くように

大量の精子を放出した。精子がひとみの奥深くまで吸い込まれていくような気がした。


二人とも上がっていた息が落ち着いたとき、ひとみと目が合って

年配の大家さんらしき女性の顔を思い出して大笑いをした。


僕たちはベッドに移動しても腹を抱えながら笑った。



昨夜はなにか寝苦しかった。

いろんな不安とかそんな原因のような気もするが

寝苦しかったからいろんな不安が湧き上がってきたようにも思う。

いろんな不安については今はあまり話したくないので

説明する必要はないと思う。


そんな中、朝起きてメールをチェックすると

ある女性からメールが来ていた。

もうきついから別れましょう、と。


彼女はこんな僕を好きだと言ってくれる。

僕は今、いわゆる普通の恋愛に億劫だ。

好きだとか愛している、とかそんなことを口が裂けても言いたくない。

ものすごい罪悪感が僕を被うからだ。


不倫ばかりした、そんな僕の人生の結果なのだろう。

そんな僕を好きになってしまう女の子は幸福ではない。

女の子たちは自分を評価できなくなり、アイデンティティが確認できないのだ。


アイデンティティが確認できないのはつらいことだと思う。

外部がわからなくなるからだ。

セックスして愛してるとか言ってればアイデンティティが得られるとか

そんなことでもないのだが、やはり安心できないと思う。


彼女たちの前で、僕が僕をアイデンティファイしてないのだから仕方のないことだし、

愛していると言ってあげればその子たちが幸福になるとも思わない。


寝苦しい夜は、きっと誰かが僕のことを嫉妬とか憎悪とか

そういう腐ったエネルギーを発散して僕のなにかを苦しめているのだろう。


眼を閉じると瞼の裏にレイザーポインターのような青い点が浮かび上がってきた。


青い点に焦点を合わせていけばいつのまにか無意識のうち、眠りにおちていく。

そういう気持ちになり、その気持ちが世界で一番重要な思想のように思い、

前にもそんなこと考えてたよな、と僕は納得しやっと眠りについたのだ。


ともかく別れも必要なことだ。

おいしいものを食べてもおいしいと思った瞬間は過ぎ去ってしまう。

おいしいということそのものが一瞬にして概念に変わって

おいしいものを食べて空っぽになった皿は空っぽの皿でしかないのだ。

アイデンティティを確立するために概念に浸るのは健康的ではないということだ。


勃起するちんこ

即ち、それは概念である。


メールで僕はそう返信してみる。

彼女の中で新しい人生が始まってくれることだろう。

昨日は、朝10キロランニングをして

車で1時間走って畑仕事をして

無農薬の水菜と白菜と大根を収穫してコメも貰って

また1時間運転して帰ってきて

セフレと綺麗なラブホで約1時間セックスして

騎乗位で下から眺めるまなみのおっぱいが綺麗過ぎて

なんでこんな綺麗な光景に気がつかなかったのだろうと興奮して

僕はまなみに何回も、もうやめて、と言わせながら逝かせながら腹の上に射精して

ガクガクする足腰のままゴルフの打ちっぱなしへ行って100球くらい打って

ドライバーはやっぱり足腰だなと実感してそれからはアプローチに専念して

アートペッパーを聞きながら運転して家に帰ると嫁が、おいしいワインを貰ったのと、

チリかどっかのワインをガブガブ一緒に飲んで酔っ払って

寝ようと思ったら嫁がちんこを触りながら迫ってくるので

オレって変な動物みたいだな、と思いながら

精子を搾り出すようなセックスをして

眠気がす~っと僕からさっていったので

いつも好奇心を萎えさせてくれる論語を読んでやっぱり眠りについて

わけのわからない夢を見て、当然のように思い出せなくて

自分のことを笑いながら今朝を迎えた。


朝一番にまなみのおっぱいの形が綺麗だったことに感動したことを思い出し

まなみのおまんこを舐めたくなって朝だちしながら目覚めた。


朝から勃起しながら布団の中で、僕の性欲には常に清潔感がつきまとう、

そんなことを考えながら勃起したちんこを擦りながら目を覚まし、

服を着替え、ジョギングシューズを履いて玄関から出て外気の冷たい清潔感を感じた。


朝もやの中の冷たい清潔感にあふれる空気が僕に、


僕が自分に清潔感がないと自覚してしまうと

性欲はおこらないのでベストなセックスは望めない。

だから僕はセックスの前には自分のアナルも女の子のアナルも綺麗に洗っておきたいし

キスしてて歯周病のようなニオイのする女は望ましくないものだ。

自分の人生は自分で決めて生きていきたい。

そのためには自分の求めていないセックスはするべきではないし

自分のためにも、最高のセックス環境を整える必要がある。

「気品に満ち溢れたセックス」

そんなイメージが僕の頭を何度も通りすぎていく。

清潔感にあふれた愛液はやはりおいしいものだ。


そんなことを外気が語りかけてきているように感じた。