この何処へも行けない、行動制限の多いお盆休み。
今までに経験したことのないぐらいの超連休・・・・
っという事で、色々考えていたのですが、天気も悪く、大物の洗濯もできず・・・
で、思い切って、洗濯物室内干し部屋を片付けて、久々に工作!
前回のバスバカ日誌でラバージグ専用ロッドのグリップが手に合わないと書きました。
今しかないかもっと、グリップを交換することにしました。
↑竿はこれです
ブラックレーベル+7011HRB7’1
やや粘りがあるパワーロッドです。
↑グリップはこんな感じ。やや細いです。
交換用のグリップを、バラバラで揃えようと思ったのですが・・・
少しパーツがそろわない・・・・
仕方なく、セットの物を購入
ジャストエースのグリップ交換セットです。
中に入っている紙は、グリップの交換の仕方が書いています。
こういったセットモノって安いっと思うのですが、私が欲しい物をバラで買うと2~3000円安かったです。
ワインディングチェック(飾りの金属パーツ)などがそろわなかったので、セットを買いました。
店を出てから、偶然に気が付いた。
このセット、グリップエンドのお尻の栓(グリップエンドとかバットエンドっていうのかな?)がこのセットには入っていない。
危なく、気が付かず家に帰る所でした。
さて、作業に入ります。
コルクグリップの場合、このようにペンチでバリバリはがしていけます。
EVAの場合、カッターで縦に切り込みを入れて、はがしてゆく感じです。
後で、奇麗にするので、とりあえずバリバリ行きます。
おそらく一番大変なのが、このリールシートの破壊!!
糸ノコなどを使い、切り込みを入れて、先の鋭いマイナスドライバーをブランクとリールシートの隙間に入れてはがします。
糸ノコよりも、二枚目のカッタータイプのノコの方が良く切れましたわ。
ちょっと驚き!
リールシートがめくれると・・・・下からパイプが!?
このパイプ、はがすのかなり大変でした。
ピッタリ接着されていて、隙間がないので、ドライヤーでかなり温めて、接着剤が柔らかくなった時にマイナスドライバーを隙間に突っ込みはがしました。
お尻の栓は、まだつけていた方が作業しやすいと思い、残しています。
コルクの残りと、接着剤がこびりついているので、それをカッターや金差しでこすぎ取ります。
お尻の栓があると、竿を立てて作業できます。
ようやくつるつる!
紙やすりを掛けて、アルコールランプ用のアルコールで奇麗に拭きます。
で、お尻の栓を抜きます。
ドライヤーでかなり熱して、飛ばすように叩いたり、ペンチで引っ張って抜きます。
なかなか抜けなかったので、ドライヤーではなく、ライターでブランクをあぶって接着剤を柔らかくして抜きました。
上のカーボンパイプにグリップのパーツを付けて、そして、竿のブランクに通して接着します。
一度仮組!
少しカーボンパイプが長いので、白いマーカーでマークを付けて、糸ノコでカットします。
写真がありませんが、接着剤がはみ出てきそうな部分に(ワインディングチェックのすぐ下など)マスキングテープを張っておきます。
EVAに接着剤が付くと、溶剤で拭いても奇麗に拭きとれないことがあるので。
*書き忘れがありました。
今回、グリップのカーボンパイプと竿のブランクの隙間がほぼありません。
例:ブランク径9mm グリップ側のカーボンパイプ内径13mm 4mmほど隙間があります。
竿のブランクに隙間を埋めるスペーサーテープを数か所に巻いて、接着剤でグリップを固定します。
今回は隙間が1mmもないので、テープは使っていません。
間違いのないように、再度チェックし30分硬化の二液性のエポ式接着剤で接着。
取り付けの際、接着剤がはみ出て着るので、素早く溶剤で拭き取ります。
私は、Mrツールクリーナーというものを使っています。
ケチらずにティッシュにたっぷりしみこませて拭き取ります。
接着剤を拭き取り終わったら、マスキングテープをはがしておきます。
付けたままにしていると、マスキングテープごと接着されます。
マスキングテープは模型用がお勧め!
タミヤの物を使っています。
以前、ホームセンターで売っている物を使ったのですが、ノリが強すぎてEVAに残ってしまいます。
なので、適度な接着力のノリの模型用がいいです。
お尻の栓に、テープを巻きます。
名前がスペーサーテープとかコアテープといいます。
グリップエンドの取り付け部の内径をノギスで測ります。
その径に合わせてテープを巻きます。
接着剤をたっぷりトッブリ塗って接着。
はみ出た接着剤を拭き取り、取れたり、ずれたりしないようにマスキングテープで止めておきます。
後は、接着剤が乾くのを待つだけ。
なぜ、セパレートタイプにしたのか
個人的に、見た目が好きなのと、長さが調整しやすいからです。
グリップ一本丸々EVAでもいいのですが、グリップの長さに合わせてカットする必要があります。
簡単にカットできるのですが、パイプ形状の物って、手前も奥も長さを同じに切るのって意外と難しいんですよね。
なので、EVAをカットする必要のないセパレートにしています。
注意ですが、セパレートにするときは、下のグリップをリールシートから離し過ぎないように。
適当な感覚ですが、上のEVA(コルク)グリップから単三電池一本分ぐらいの距離(意外と近い)が握りやすいと思います。
グリップ交換でしたが、役に立つかな?
Q太郎のmy Pick