マリコ先生って誰?

・東京都江東区で
小中高の個別学習塾を24年経営

・中央大学法学部

・宅地建物取引士

・児童心理カウンセラー

・認知行動療法カウンセラー

・ナリ心理学認定心理アドバイザー

・進路アドバイザー

・九星気学、タロットの認定講師

 

マリコ先生の塾


「算数の夏期講習の学力テストが0点なんです」




大手進学塾に通っている

お母さんからの相談です。

お母さんからしてみると

この「0点」

はショックです。




なぜなら、




塾に通っているはず、

塾に入るのに試験もしたのに

そして合格したのに…

勉強についていけると思っていたのに…

そして、夏期講習に

習っているはずなんでしょ?




塾で勉強しているはずなのに

全く知らない状態の「0点」を

とってくる子どもを

受け入れる準備が出来ていない…




受け入れる準備が出来ていない。

受け入れられない。

受け入れたくない。

だからショックを受ける。

だから不安になる。

だから子どもを怒る。





0点でも

お母さんも子どもも死にはしないけど、

進学塾での0点の

破壊力

2人に与えるショックは大きい。





算数で0点ということは、

計算力も文章力もダメだと

いうことになる。




計算は出来るけど、

頭を使って考える文章問題が嫌い

な生徒はたくさんいるけど、

とにかく

計算も文章問題も出来ない。




国語の点数を聞いてみると、

国語は点数がいいらしい。



私が聞きたいのは、

文章問題を書いているかどうか?



で、



漢字と慣用句で点数を稼いでいるけど、

「あなたの意見を30字で書きなさい」が空白。

「この文章…100字で答えなさい」が空白。





さぁ、どうする。




こんな時は、

まず、落ち着く。

お母さんも子どもも落ち着いたとき、

今後のことを話し合うしかない。



なぜなら、



進学塾で真剣に考えての

「0点」は、

思考力と学力不振なんだけど、

それ以前に、

親子のコミュニケーション不足なんだよ。




一緒にお買い物して

「20円安かった」とか

「1本多い」とか

「5センチ長い」とか

単位の話しは学校だけじゃ足りなくて、

「2週間後」とか

「3日前」とか

「3時5分前」とか

時間や空間に対する言葉の理解なんて、

学校の先生が算数の時間にサラッと

言って終わるから

絶対に兄弟姉妹と

「お兄ちゃんの方が100円多い」とか

「お姉ちゃんの方が2個多い」とか

喧嘩した方がすぐに身につくし(^^)




「あの子より前に進む」とか

「あの子の方が私より」とか

比べる言い方とか、

並べる言い方は、

先生より、

お母さんの方が頭に入るのよ。




その辺、

ゆっくりコーヒーでも飲みながら

考えてみて(^^)




では、またね