【コラム】"愚者"は本当に愚か者なのか? | タロットカードで人生の岐路を導く占術師 嘉神澪

タロットカードで人生の岐路を導く占術師 嘉神澪

2014年よりタロットを学び、個人鑑定やタロット講座を行ってまいりました。
タロット以外にも、オラクルカード、日本の神様カードなどのほか
カラーセラピーの資格も複数所有しており、
ご相談者さまにいちばん響くツールでご相談に応じたいと思います。

こんには

タロットカードで人生の岐路を導く占術師
嘉神 澪(かがみ みお)です。

 

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今回は、タロットカードについて

ふと感じたことをコラムとして記事にしたいと思います。

タロットの「0番」にあたる「FOOL:愚者」について。
彼は「愚者(愚かなるもの、愚か者)」と呼ばれていますが
果たして本当に、愚かな者なのでしょうか。

 

 

タロットの愚者については、道化師がモチーフになっているという説もあります。

道化というのは、おどけて人を笑わせる役ですが、

人を笑わせるというのは、とても技術のいることで

頭が良くなければできないことです。

 

 

また、時代の先駆者となる人たち、夢をかなえてきたひとや、

パイオニアと呼ばれる人々はきっと当初、多くの人に、

その言動を愚か者呼ばわりされてきた経験があると思います。

 

 

「そんなこと できっこない」

「現実をみろ」

そういう言葉で、ひたむきさを鼻で笑ったり

「無駄なことだ」とか「やめた方がいい」と

余計なことを言う人たちの方こそが

愚かしいことだと思います。

 

 

しかし、成し遂げた人の多くは、きっとそんな周囲の声にも負けず、

地道に努力などを続けて、その結果、人々が想像もしなかったような

発明や開発、発見などをしてきているのだと思います。

 

 

 

音符FOOL ON THE PLANET(青く揺れる惑星に立って)

 

星の降る小高い丘まで

今すぐに君を連れていく

窓越しじゃ物足りないから

できるだけ夜空の近くへ

 

つかみたい夢がある じっとしてられない

訳もなくただ 追いかけたいのさ

 

You might think just a dream

地球という名の

青く揺れる惑星に立って

Make a Wish Make it true

光を捜そう

like a fool they said

諦めたくない Forever

 

 

ただのDreamer 人は言うけれど

この地上にあふれる全ては

僕に似た昔の誰かが

夢見ては かなえてきたもの

 

見下ろした街並みに低く飛ぶ airplain

見失わないで 追いかけたいのさ

 

You might think just a dream

 

時が巡ってもきっと人は惑星に立って

Make a Wish Make it true

思いを描くよ

like a fool they said

捜し続けてく Forever

 

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この曲を聞くたび、夢をかなえるため、願望を実現するためには

「叶えたい」という強い思いを抱き続けること

また、その思いの強さが、夢をかなえるための

本当の原動力である ということ。

そして、たとえ誰にどう思われていてもひたむきに想い、

行動することで夢や願望はきっと叶うんだと信じ続けて欲しい

というメッセージを感じます。

 

 

もしかしたら「FOOL」にも こうした「とらわれない自由さ」が

あるのかもしれないと感じます。

 

 

FOOLと銘打たれているこの若者は、人から笑われても

何を言われても自分の信念を曲げず 思う道を突き進むことで

何か大きなことを成し遂げる人物なのかもしれません。

 

そのことからも「可能性を秘めた」というキーワードが

とてもしっくりくると思います。

 

 

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