■ツェンメリットコーティング
ドイツ戦車を作るうえでいつかはぶつかるハードルです。
その昔はラッカーパテを塗りたくって伸ばして、マイナスドライバーでコーティングパターンを刻んでいったものでした。その次はポリエステルパテをのこぎり状のブレードを使ってコーティングパターンを再現していく方法。
そして近年主流なのはエポキシパテを使ってローラーなどでスタンプしていく方法。この方法が実際のコーティングパターンを刻む方法といわれています。
今回初めてエポパテのコーティングをやってみることにしました。
▲Ⅲ号突撃砲にはワッフルパターンと呼ばれる独特のコーティングパターンがあります。写真のがそうです。
▲専用のスタンプはだいぶ前に購入済みです。ではやってみましょう
▲うどんでも打つようにベビーパウダーをまぶしながらローラーで薄くのばします。
▲薄くのばしたパテをコーティングする面に貼り付けます。この後スタンプでコーティングパターンを着けて行くのですが、失敗しました💦・・・・キット側にパテが張り付かなくてダメでした
いきなり本番で失敗したので、練習することにしました。
▲なんとかできる気はしてきましたが、薄くのばしたとはいえなんだかまだ厚い気がします。
この日はここまでにして薄く延ばすためのローラーを手配して到着を待ちました。
で、昨日はMSモデルさんへと出かけました。その時ご一緒した「ぼす」さんがこのところコーティングに取りつかれたように次々作ってらっしゃる上に昨日はまさかのそこでコーティング作業を始めているではないですか!これ幸いとどうやってるのかを聞きました。
▲教わったやり方は、ベビーパウダーもローラーも使いません。練ったエポパテを直接キットに盛って行きます。その代わり水を使います。
▲キット上でそれを薄く指やへらで伸ばしていきます。この方法のメリットは極限まで薄くすることも可能なことです。
▲スタンプしていきます。
▲スタンプの凸部のパテの肉厚がほとんど下地が透けるか下地が露出するところまで出来ています。よく見ると肉厚が不均一です。最初にしては良い方でしょう。ところどころコーティングが剥がれているのも、かえってリアルと思います。
▲車体下部側面は組んでしまった後なので、きっちりコーティングを入れられないのでそれなりにダメージ月ということで・・・
▲ちょっとここは厚かったかな。
▲薄く延ばすのがなかなかなれません。特に部品の状態で形になっていないと力が入らなくて伸ばしきれません。
なのであとは組んでからコーティングを入れることにします。