■さてコールドスリープだからと言って、寝てるわけではございません。
先日発表されたデジタルサイネージアワード2026で「IOWN×Perfume」がグランプリを受賞しました。
次世代情報通信基盤IOWNの高速大容量・低遅延という特長を活かし、映像や音声にとどまらない空間伝送を実現したものです。1970年の万博会場(吹田)と2025年大阪・関西万博会場(夢洲)の2拠点を接続し、Perfumeのパフォーマンスを3D空間データとしてリアルタイム伝送することで、離れた場所にいながら同一空間にいるかのような体験を可能としました。
昨年の【2025 65th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS】における
ブランデッド・コミュニケーション部門
Cカテゴリー総務大臣賞 / ACCグランプリ に続き2冠です。
3Dの映像だけでなく音や振動までをタイムラグなしに離れた場所に転送するという技術です。
IOWN×Perfumeは普通に見ていても何がすごいのかわからないと思います。こういう映像作品はいくらでもあるからです。ただそれは何日もかけて作りこまれ編集されたものなのです。
ここでPerfumeの役割ですが、ただ1970年の万博会場から夢洲に映像を送るだけなら誰でもよかったのですが、この技術を最大限効果的に見せるために前撮りしたPerfumeのダンスをCGで作った背景と合成させ、その合成画像とリアルタイムの映像をその場で合成して違和感も切れ目もない自然な映像としてやり直しのできない生配信するというのがPerfumeの真骨頂なのです。
Perfume3人は、毎回ダンスを合わせるのにその場で撮った映像で腕の位置、ひじの角度など
ミリ単位の調整をして3人の振りを揃えています。なので同じ曲のパフォーマンスならどの時期のものでも違和感なくつなげられます。
映画「国宝」の中で腕の位置を厳しく指導されてるシーンがありましたが、そんなスパルタではなく3人が自主的に揃うまであわせています。
PerfumeとNTTの関係は2017年に行われた今では普通に使われている5Gの伝送技術を使ったパフォーマンス「距離をなくせ」にさかのぼります。東京・ニューヨーク・ロンドンと3都市に分かれたPerfume3人が同時中継で一つの画像にリアルタイム合成する試みでした。
その後も2018年のカウントダウンライブを渋谷の屋外に転送したり。2024年冬にはついに今回の「IWON」の技術が試されました。この時はビルの違うフロアーに転送するそんなに距離が離れていない場所で転送された映像もかなり画質の荒いものでした。はっきり言って完成とは程遠いものでしたが、翌年2025年3月には今回の「IOWN]のパフォーマンスが完成されました、そして大阪万博でこのパフォーマンスが披露されたのでした。
こういうデジタルの技術がアナログであるPerfumeとの融合で一層輝きを見せてくれるのです。













