今日はアルバム6曲め
「白壁の夕暮れ」のお話

いつもライブのMCで解説しますが
この曲は夕暮れの倉敷の町を
一人で散歩している時に
着想しました


初めて倉敷に行ったのは中学生の時かな

それから長い時間を経て
自分の力でツアーで訪れた時に

こんな遠くまで
来られるようになったんだ、、、
(ギター弾くことだけでね)

と感動 


それ以来しばらく、西日本ツアーの
最西端は倉敷でした

しみじみと町を歩き
お店を見て
神社に行って
空気を吸って
さぁ、これから演奏だ

というその時に
必ず夕暮れがきて
岡山の太古の空気を感じる

岩井志麻子さんの小説
みたいな世界観と言えば
伝わるでしょうか、、、

ゆったりしたギターの
環境音楽風の序盤から

優しいサンポーニャの調べ
この辺までは
まんが日本昔ばなし
みたいな世界観です




町が夕暮れて
太古、、

曲の真ん中には
それを描写した即興演奏の
セクションがあります

-----

暮れていく町中の情景を
様々な手法で表現しています

ここではそのうち
3つを特別にご紹介

1.お寺の鐘が鳴る
その音をギターの特殊奏法
表現

これホント秘密‼️
教えたくない‼️




2.口琴で蟲の声や水滴を表現



3.鳥笛で巣穴に帰る鳥を描く




いろいろな音を散りばめて
成立して行く情景描写
なのでした


----
助川太郎GroupのCD発売記念ライブは
1月17日(木)です!



    助川太郎(g) 
    山下TOPO洋平(ケーナ、サンポーニャ)
    阿部篤志(p)
ライブご予約はここをクリック

CDご予約は鹿村堂〜Rokusondo〜 まで