竹と樹のマンガ文化論 | タロピンの立派なOKAMAになるために 〓PART②〓

竹と樹のマンガ文化論

今日は午前中から楽しみにしていた場所に出掛けます👣



《あきる野市》人生で初めて行く場所だわ







2024年13冊目に読んだ活字本を紹介鉛筆





『竹と樹のマンガ文化論』


📒内田樹と竹宮惠子の初対談。日本のマンガはなぜグローバルになったのか?よくある質問だが、誰も言わないことを言う内田樹と、少女マンガの常識を打ち破ってきた竹宮惠子は、思いがけない理由を次々とあげる。核心になるのは「オープンソース」。マンガは描き手が次々生み出す手法をコンピュータのOSのように公開し、誰が使ってもいい許容の中で成長してきたからすたれない、と言う。

 ふたりは共に1950年生まれ。戦後マンガの黄金時代の始まりと成長期がぴったり重なった世代で、人生が変わるくらい大きな影響を受けた。マンガ家とヘビー・リーダーに分かれたが、共に大学教授になるなど、じつは共通点が多い。奥深いマンガ界に迫る「竹と樹の詩」ならぬ「竹と樹のマンガ論」。







2014年時点での漫画の製作や流通等に対してお2人で対談された内容がまんま収録されています



竹宮センセイの製作秘話や《日本の漫画はオープンソースだったからこそ今のように進化した》という持論は何十年も漫画を読んでいる今さらながら目から鱗なことばかりでした




漫画家と出版社の関係についてや人気アンケートについての話が読者に寄り添った《読者側》の気持ちでなかった事が意外でしたが、この時点での竹宮センセイの考えで今は違うのかもしれないし活字本っていうのはそこが自由なのも味なので問題ではなくむしろ疑問に感じられた事の方が新たな教養の発見ですね電球







聞いている側に興味を持たせる内容や展開がお2人とも教職に向いている方なんだなと感じて頁をめくる手が止まらなくて250頁が直ぐ終わっちゃいましたうずまき