墓じまいラプソディ
体調を崩して回復した後に毎度思うこと
健康って素晴らしい
そうなんだよね
不摂生をしなくなっても何かのキッカケで体や心が不調を訴える時は必ずやってくる
けど
その確率をなるたけゼロに近付ける努力は普段から心掛けます
※まぁ貝類は暫くは口にしないかな
2024年8冊目の活字本を紹介します
『墓じまいラプソディ』垣谷美雨
📒「夫の墓には死んでも入りたくない」義母の遺言から始まった墓問題。それは親類や子供たちを巻き込み、墓の必要性などを考えるきっかけになっていく。「遺骨は燃えるゴミで」と言いたくなるほど面倒な、明日は我が身の墓騒動小説。
タロピンの2推し作家の垣谷美雨センセイの最新作🆕
これから問題が段々と大きく深刻になるであろうお墓問題と夫婦別姓問題を一族間の様々な境遇からの視点でコメディタッチに描いた作品
垣谷センセイといえば作品にダメなオッサンや頼りないオッサン時代遅れのオッサン...等々ダメンズが登場して作品を盛り上げてくれるのですが今回は二世帯ダメンズも出てきます
心霊実話漫画は好んで読むけれど実際は霊とか先祖とか見えない物は信じてないし、基本的に人は死んだら《無》でしょ?って思ってるので
お墓も葬式も信心深い方々を相手にしたビジネスとしか感じないので、確か福田家も実家の近くに墓を用意していたかもしれないけど自分が墓に入ろうが入れまいがどちらでも良い派
※アタシが子供の頃の親世代ってマイホームを持つのと同じくマイ墓を持つのがステイタスだったから父親が買っていたと思う
なので
この話にはどちらかというと《墓なんかより現在の生活や老後が大事》って思想の人ばかり出てくるんだけどアタシも同意見
垣谷センセイはちゃんと《賛成派》《反対派》《中立派》をバランス良く登場させて、それぞれの立ち位置を細かく描き一人一人の気持ちを《わかるわかる》って思わせるから素晴らしい
映画や舞台にもなった『老後の資金がありません』のお墓問題バージョン
あの世界観が好きな方は読んでみてね
色々と専門知識も解りやすく書いてあります
夫婦同姓が強要されているのは世界の中でも日本だけなんだね~