漫画を描く 凛としたヒロインは美しい | タロピンの立派なOKAMAになるために 〓PART②〓

漫画を描く 凛としたヒロインは美しい

昨日はちょっち昼寝して17時から始まる作品を目指して新宿に向かい🚃



予想通り日曜日ってのもあり映画館以外は凄い人



飲食店には行列は出来るわ新宿駅の南口ではなんかデモみたいなのもやっていたので



『Gong-cha』のモバイルオーダーでカウンターに数秒だけ寄り受け取って真っ直ぐ帰宅🏠



舞台挨拶等のイベントでもなければ常に混雑していない安心の新宿武蔵野館拍手







その行きと帰りの電車の中で読み終わりましたので2024年6冊目の活字本を紹介します





『漫画を描く  凛としたヒロインは美しい』里中満智子


📒1960年代のデビュー以来、数々のヒット作を世に送り出してきたマンガ家・里中満智子。近年は自らの創作のみならず、日本マンガ界を牽引する立場としての活動も高く評価され、文化功労者にも選出された。「すべてのマンガ文化を守りたい」との想いを胸に走り続けてきた75年の半生を自ら振り返り、幼少期から現代、そして未来への展望までを綴る。高校生にしてプロの漫画家デビューを果たした著者だが、決して順風満帆ではなく、ジェンダーギャップで叱責をあびたり、読者からの抗議を受けたり、がんを患ったり、まるで朝ドラを見ているような半生が、これでもかと詰められている。顔の広かった著者ならではの、レジェンドのマンガ家たちとのやりとりも、多数収録。当時を知る人には共感を、当時を知らない世代には新しい発見をもたらす1冊。






漫画が《悪書》として子供から大人が取り上げようとしていた時代から当時はまだ高校生の里中センセイが信念を貫き先輩漫画家と共に漫画文化を切り開いてきた歴史や情報がタップリと綴られた読み応えのある1冊でした


里中満智子センセイといえばアタシが高校生くらいの頃にはもうレディースコミックとかに畑を移されていたので覚えているのは《なかよし》に連載されていた『あかね雲』や《mimi》の『まちこの千夜一夜』とか後に文庫ブームが訪れた時に過去の作品が文庫化された時の『スポットライト』や『ミスターレディ』とかかな?


日本漫画家協会の理事長ってのも知っていましたが若い頃から漫画文化を多方面から見つめ発展させるように尽力されてたのは今回 読んで知りました


なので竹宮惠子センセイや萩尾望都センセイの自伝本みたいに裏事情が綴られている作品とはまたちょっと違って大切な知識になりました(どちらも大好物です)






肝心な代表作『天上の虹』『アリエスの乙女たち』『海のオーロラ』なんかは残念ながら全く触れた事がないのでいつか読んでみたいと思います


アタシもさぁ次々に漫画も活字も読むし映画も観に行ったりもするから長編漫画を読む時間が無いんだよねアセアセ