じい散歩 | タロピンの立派なOKAMAになるために 〓PART②〓

じい散歩

年末年始5連勤の2日目です



週末でもないのに百貨店がある駅なんかは何処も人でいっぱいで



惣菜や洋菓子なんかに物凄い列が‼️‼️



列に並んでまで食べたいものなんかありますが・・上から目線のタロピンからすると《予約制でもなく列に並ばないと食べてもらえないなんてアタシとは縁がないのね》と憐れみながら素通りします右矢印右矢印



それ意外にストレスが溜まる社会に生きているのだから、わざわざ自らストレスは溜めない主義なのルンルン



今年も座右の銘である《パンがなければケーキを食べればいいじゃない》通りに過ごせたわショートケーキ







2023年30冊目に読んだ活字本を紹介鉛筆





『じい散歩』藤野千夜


📒夫婦あわせて、もうすぐ180歳。中年となった3人の息子たちは、全員独身――。明石家の主、新平は散歩が趣味の健啖家。妻は、散歩先での夫の浮気をしつこく疑っている。長男は高校中退後、ずっと引きこもり。次男はしっかり者の、自称・長女。末っ子は事業に失敗して借金まみれ。……いろいろあるけど、「家族」である日々は続いてゆく。






89歳で趣味は毎日の散歩と気ままに毎日を過ごしていそうな主人公ですがバックグラウンドは意外にすったもんだ


高齢の妻は薄っすらと認知症になりつつあり3人の息子は無職の引きこもり、気持ちが乙女なゲイ、趣味や志向を仕事にして失敗ばかりで借金ばかり・・先に死ぬのが心残りになりそうな状況


でも、もしかしたら身近な心配事を常に抱えるのは若さや健康の秘訣であり老いを遅らせる有効なことなのかなと思ってしまいました電球






家族構成がウチと似ていて何か他人事ではないというか、親側からだと《こう見えているんだ》《こんなふうに思うんだ》と親心を知るテキストにもなりました


だからかな


ウチの親も平均より長生きだし父親なんか3回も余命を宣告されてもまだ生きてるし


弟も運が悪ければ亡くなっている病気になっても生きているし


かくいうタロピンも30歳の時に数10cmずれてたら死んでいたけど無傷だったって事があったし


なんか色々と抱えている方がしぶといみたいだね


※というか福田家の男子は運が強すぎ(笑)






親側、子供側と同じ年代の方が読むとどちらもジワるんじゃないかな


老いる事に前向きになれる作品でした🍀