不気味の穴:恐怖が生まれ出るところ
2023年7冊目に読んだ活字本を紹介します✏️
『不気味の穴 恐怖が生まれ出るところ』伊藤潤二
デビュー作『富江』が今はなき『月間ハロウィン』に掲載されたのもリアルタイムで読んだし(1Pに2P分を印刷するという雑な掲載でしたw)その後の作品も全て読んでいる位の大ファンな伊藤潤二センセイが
惜しげもなくご自身の生い立ちから現在まで、そして作品の創作について全てを掘り下げて描かれているというアーティストとしての全てを曝した作品
普通だったら単行本未収録作品や描き下ろしの漫画なんかが収録されていそうなのですが全く無しで挿し絵を抜いたら文字のみという潔さに感服いたしました
あの作品やあのキャラクターがどうやって生まれたのかをまさか知るときがくるなんて・・内容が濃すぎて一気読みでした![うずまき](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/108.png)
![うずまき](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/108.png)
※ただしホラーはタネが明かされると怖さは減ってしまう感じですが
《やりたかった事》が1つ叶えられたような感じなので読んだ後に人生に対する未練が少し減ったかもしれません(笑)