定年オヤジ改造計画
こう暑いと外回りの仕事はなかなかのキツさだし帰宅して鏡を見たら日傘をさしているにも関わらずけっこう日焼けしちゃってるわ‼️
この1年のオーガニック&マクロビオティック寄り食生活で体力もUPしたし更に日に焼けて、この夏は中身も見た目も健康的になっちゃいそえですね🌞
最近は同時に2冊読んだり出来るので続けて読み終えた2022年11冊目の活字本を紹介しますね✏️
『定年オヤジ改造計画』垣谷美雨
📒大手石油会社を定年退職した庄司常雄。
夢にまで見た定年生活のはずが、良妻賢母だった妻は「夫源病」を患い、娘からは「アンタ」呼ばわり。気が付けば、暇と孤独だけが友達に。
そんなある日、息子夫婦から孫二人の保育園のお迎えを頼まれて……。
定年化石男、離婚回避&家族再生を目指して人生最後のリベンジマッチに挑む!
前日に紹介した『もう別れてもいいですか』が妻視点の夫源病をテーマにした作品だとしたら、逆にこちらは旦那視点の夫源病をテーマにした作品(発表はこちらの作品の方が先)
やはりアタシも結局は元が男性だからか、こちらの男性側からの話の方が感覚としては解りやすかったし流れ的にも個人的にはこちらの方がスラスラ読めて面白かったです
主人公の定年退職した旦那さんがいちいち壁にぶつかって自分では壁を超えたつもりでドヤっているのにズレていて全く解っていないっていうホラーにも感じる天然感覚が癖になりそうでした
でも
この主人公は結婚はしていますが“この人 一生結婚できないんだろうなぁ”って話していて感じる中年以上の男性って今の世の中に腐るほどいます
そして、そおいう男子はまるでコピーしたように根本の性格が同じ
彼等と話して“自分は無神経で恋愛に向いてなさそうだから茅の外から眺めていよう”と思い知らされてタロピンは万年ボッチなんですよ(笑)
って改めて原点に戻って考えさせられる参考書にも感じる素晴らしい作品でした
一生結婚できなさそうな男子は読めば0だった確率が上書きされて良い方向に向かいそうですが、あの人たちって自分に問題があるって気付かないし気付かせてくれる人も周りにいないんだよね