宮崎正弘「おんな戦争屋」は「ヌーランドのクッキー」◆GLSDB(地上発射小径爆弾) | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和六年(2024)2月4日(日曜日)弐
        通巻第8117号 

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  「おんな戦争屋」は「ヌーランドのクッキー」 反ロシア強硬派の米国務次官がまたもキエフを電撃訪問

 

 ビクトリア・ヌーランドはオバマ政権で国務次官補。2014年の『マイダン革命』の仕掛け人で、ヤヌコビッチ大統領に反対する人々にクーキーを配って、抗議行動を背後で煽り、ロシアからは「ヌーランドのクッキー」と批判された。クレムリンは対米制裁で入国禁止リストのトップに彼女を据えた。


ヌーランドのクッキー


 当時のアメリカの政治雰囲気は自由と民主を脅かすのがロシアであり、外交的には強硬路線が評価されたため、上院の指名公聴会でヌーランドは全員が賛成したほどだった。彼女はブラウン大学卒で一貫した国務省官僚の道を歩き、ロシア語、フランス語、中国語も流暢なので重宝され、国務省スポークスウーマン、NATO大使などを歴任している。

 
1月31日、ヌーランド現国務次官はキエフを電撃訪問し、「ちかくGLSDB(地上発射小径爆弾=150キロの射程)を供与できる」と述べた。このニュースにクレムリンは「不吉な予兆だ」と強く拒否反応を示した。

*ブログ主追記

 1年以上の遅れを経て、ウクライナはついに射程距離150kmの地上発射型誘導弾GLSDBを受け取ることになる。HIMARSとM270プラットフォームから発射できる。ウクライナが数千発を受け取れることを願っている。

 

#ウクライナ はついに小口径爆弾(かなり誤解を招く名称)を受領するかもしれない。#小口径爆弾 は、高層ビルを平らにすることができる安価な精密誘導爆弾とブースターのコンボである。地上からも(HIMARSとM270を使って)空からも発射できる。最も重要なのは、射程距離が150km以上になることだ。


 昨夏、米国務省のナンバーツゥーだったウェンディ・シャーマン(女性副長官)が退任したため、その後任にヌーランドの名前が挙がったが、さすがのバイデン政権も、彼女を副長官「代理」とはしたものの、結局はカート・キャンベル調製官に副長官を任命した経緯があった。ロシアばかりか、米国内でもヌーランドはおんな戦争屋」として危険視されており、また夫君のロバート・ケーガンはネオコンの理論家として知られる。

 

親中派のカート・キャンベル調製官・国家安全保障会議(NSC)

和製クッキーの上川外務大臣

 

 なおシャーマンはイラン核合意、北朝鮮担当などで積極的な外交を担い、ハト派だったオルブライト路線を継いだ。カート・キャンベル副長官は南太平洋の島嶼国家群に中国傾斜に警鐘を鳴らし、たびたびソロモン諸島などを訪問してきた外交のベテラン。

 

◆GLSDB(地上発射小径爆弾)

 【RusNews解説】N国務次官突然のキエフ訪問〜プーチン氏初の非武装地帯発言

 

 

偽バイデン大統領政権は大戦争へばく進中です。

その閣僚は中東(米英イスラエル・イラン)戦争、ウクライナ・ロシア戦争、日台・中戦争の三方面に背後から戦火を煽っている。戦略無視(調整)です。