[フィリピン戒厳令]経済損失は最小か、戒厳令の後遺症◇「テロリストどもを叩き潰す!」◆避難民 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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◆経済損失は最小か 戒厳令の後遺症
2017.6.4 まにら新聞
 ドゥテルテ大統領が布告した戒厳令は、フィリピン南部の治安と秩序の回復に必要不可欠な判断だった。一部政治家の間では、危機的状況は南ラナオ州マラウイ市に限定されているため「戒厳令は行き過ぎ」と批判する声も上がったが、戦火の拡大を未然に防ぐ必要な措置だったという解釈が大半だ。

 

 しかし、この状況は経済的損失を抜きに語ることはできない。最初に考えるべきは観光産業への影響だ。各国政府はミンダナオ島への渡航自粛を勧告した。この結果、観光省が推奨していた大統領の故郷、ダバオ市も打撃を受けるだろう。

 

 もう一つの懸念は日用品の価格上昇である。現段階では価格統制が効いているが、治安情勢により物資の流れが止まれば、需給バランスが崩れて物価上昇は免れない。

 

 ただし、経済全体への影響はそれほど大きくない。マラウイ市が位置するイスラム教徒自治区の経済は国内総生産(GDP)の0・6%にしか満たず、比全土17地域で最も小規模だ。中央銀行のテタンコ総裁も影響は一時的にとどまり「最終的にはプラスに働くだろう」と楽観視した。

 

 最も重要なのは、ミンダナオ地方の治安と秩序の回復のため、戒厳令を最大限利用することだ。長期戦にもつれ込んではいけない。投資家はそれほど忍耐強くない。彼らにとってはフィリピン以外にも投資先はあるのだ。

 

 ミンダナオ地方における反政府勢力との紛争は歴代政権下で有効な解決策が導き出せなかった。故にドゥテルテ大統領の政治手腕に期待が集まるが、テロの脅威が他の地域にまで及んだ場合、大統領は戒厳令をビサヤ地方だけでなく、比全土に拡大する可能性に言及した。それは憂慮すべき事態であり、現実問題となれば経済的リスクとはまた別の深刻な状況に陥る。(2日・インクワイアラー)

http://www.manila-shimbun.com/category/society/news230503.html

 

 

大統領は戒厳令の期間を年末まで延長し、対象範囲も同国全体に拡大したいとの意向を示している。(2017.05.30 CNN)https://www.cnn.co.jp/world/35101981.html

 

 

 

◇「テロリストどもを叩き潰す!」

 

 この事件の経緯をまとめておく。ミンダナオ島の中でもイスラム教徒が多く居住するバンサモロ地域の南ラナオ州都マラウィで23日、イスラム過激派「マウテ・グループ」と政府軍の銃撃戦が発生し、マウテ側は市庁舎や刑務所、大学、病院などを占拠して、民間人を人質に抵抗を続けた。

 

ミンダナオ南西沖スールー諸島のイスラム過激派で、ISに忠誠を誓う「アブ・サヤフ」幹部のイスニロン・ハピロンがマラウィに潜伏しているとの情報を得て、政府軍が身柄確保に向かったところ、これを匿(かくま)っていたマウテと銃撃戦になったという。ハピロンは外国人誘拐・殺害などの容疑で米FBI(連邦捜査局)から指名手配されており、今回の作戦にも米軍関係者や米捜査機関が絡んでいた可能性が高い。

 

ロシア訪問中だったドゥテルテ大統領は、23日夜に戒厳令(60日間)をミンダナオ全島に布告し、予定を切り上げて急きょ帰国。負傷した兵士、犠牲になった民間人の遺族を見舞うとともに、政府軍兵士に向けた演説で「すでにフィリピンにISがいるのは明白だ。テロリストどもよ、今ならまだ話し合うが、応じないなら全面戦争で叩き潰す」と宣言した。(2017年05月31日東洋経済中坪央暁) http://toyokeizai.net/articles/-/174043

 

 

◆フィリピン:マラウイが閉鎖されているため避難所で親戚を探す

 

Philippines: Evacuees search for relatives as Marawi remains blockaded
フィリピン:マラウイが閉鎖されているため避難所で親戚を探す。
Security check points were in place along the road to Marawi City, Sunday following the area's evacuation last week as fighting between soldiers and members of the Islamist Maute group continued.
Evacuees from Marawi gathered in the provincial capitol complex in Lanao Del Sur to consult lists of names recovered and those still missing in the conflict zone.

マラウィ市への道に沿って、先週の避難に続いて、兵士とイスラム教徒のMaute group(マウテグループ)メンバーの戦いが続いたため、セキュリティチェックポイントが続いた。


マラウィからの避難者たちは、Lanao Del Sur(ラオノ・デル・サー)の地方議事堂に集まって、紛争地域に残っている名前と紛争地域にまだ残っていない名前のリストを調べました。

 

 

イギリス:目撃者は、群衆が攻撃の場面を逃れるにつれて、「6つの銃声」を聞いた。

 

目撃者によると、「誰かが今夜死んでいる」ということで、「約6発の銃声が聞こえてくる」という声がある。

 

◆避難民

避難民に紛れて海外逃亡するISISテロリストを警戒

 

シリア、リビアなど戦乱の中東から、難民に紛れて欧州に定住した過激思想の持主。

それらの影響で、世界はテロの蔓延に呻吟している。

 

・・日本へのフィリピンISIS過激派の入国を阻止する「情報交換」が必要です。

国際テロ情報交換に利する、「テロ等準備法案(共謀罪)」の成立が急がれます。

入管での阻止が可能になる!

 

庶民経済の繁栄は、平和と安全が前提です。

「先物」として不良品の過激思想に同調しません。テロ予防に賛成です。