【北ミサイル】稲田朋美防衛相 ぶら下がり全文◆本土防衛 「イージスアショア」  | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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迎撃不能な高高度のロフテッド軌道で、再突入の着弾にも成功したなら、米国を射程に収めた可能性がある・・

 

・・今回、超大型ミサイルでなく、大気圏外(2000キロを超える高高度)軌道を飛翔する小ぶりな新型ICBMミサイルを目指した、と推測される実験である。

大陸間弾道弾ICBMに必要な技術である、「大気圏外から再突入する技術段階」に成功したとみられる。

後は、北朝鮮が狙っているのは、核弾頭(水爆=複合核実験)の小型化です。

小型化すれば、超大型ミサイルでなくて良い。

成功したら、米国の通常核弾頭ミニットマンより強力な北朝鮮の新型大陸間(水爆)弾道弾ICBMは、重大な脅威となるでしょう。

今回の分析↴

【北ミサイル】米太平洋軍「飛行特性がICBMでない」と声明

http://www.sankei.com/world/news/170514/wor1705140022-n1.html

【ワシントン=黒瀬悦成】米太平洋軍の報道官は13日に発表した声明で、北朝鮮が発射した弾道ミサイルについて 「飛行特性が大陸間弾道ミサイル(ICBM)と一致しない」 との情報分析を明らかにした。

 

*追記2017.5.18

・・注目する箇所、飛行特性」 が既存の軌道でないだけで、ICBMとは否定していない!

 

 

【保存】

◆【北ミサイル】稲田朋美防衛相 ぶら下がり全文 「明らかな挑発行為で断じて容認できない」
2017.5.14 10:36産経


 稲田朋美防衛相は14日午前、防衛省で記者団に対し、北朝鮮が同日朝に発射した弾道ミサイルが推定で高度2000キロ以上まで到達したことを明らかにしたうえで、「新型の弾道ミサイルだった可能性がある」と述べた。全文は以下の通り。

           ◇

 「北朝鮮は本日5時28分ごろ、北朝鮮西岸の亀城(クソン)付近から1発の弾道ミサイルを東北東方向に発射したもようです。発射された弾道ミサイルは30分程度、約800キロメートル飛翔し、北朝鮮東岸から約400キロメートルの日本海上に落下したものと推定されます。なお、落下したのはわが国の排他的経済水域、EEZ外と推定されております」

 

 「詳細については現在、分析中ですが、度重なる弾道ミサイルの発射はわが国および地域の安全保障に対する重大な脅威であって、断じて容認することはできません。これを受け、防衛大臣は引き続き情報収集、警戒監視に万全を期せとの指示を出したところです」

 

 「その後、関係幹部会議を開催するとともに、防衛大臣が国家安全保障会議4大臣会合に出席し、情報の集約および対応について協議するなど、対応に万全を期しているところでございます」

 

 「防衛省・自衛隊としては、引き続き、大臣指示に基づき、情報の収集、分析、警戒監視に全力を挙げるとともに、今後、追加して公表すべき情報を入手した場合には速やかに発表することといたしております」

 

 「今回、発射された弾道ミサイルの種類については、弾道ミサイル、約30分間程度飛翔し、また高度は2000キロメートルを超えるものであったということを推定されることを踏まえれば、新型の弾道ミサイルであった可能性があるわけでありますけれども、いずれにせよ、総合的、そして専門的な分析を慎重に行う必要があり、現時点において詳細は分析中でございます」

 

 「重ねてですが、北朝鮮による核・ミサイルの開発の継続、また累次にわたる弾道ミサイル発射は、わが国および地域の安全保障に対する明らかな挑発行為であり、断じて容認できない。さらにはこのような弾道ミサイルの発射は、わが国に対する重大な脅威であって、また関連の安保理決意等にも明白に違反したものであります」

 

 「防衛省・自衛隊としては、総理の指示を踏まえ、引き続き米国、韓国とも緊密に連携しつつ、重大な関心をもって情報の収集、分析につとめ、わが国の平和と安全の確保に万全を期す所存でございます。私からは以上です」

 

 --発射がロフテッド軌道だった可能性は

 

 「詳細は現在、分析中ではありますけれども、今、申し上げましたように、約800キロメートルの飛翔距離と、2000キロメートルを超えた高度の、飛翔したということが推定されることから、ロフテッド軌道で発射された可能性があるという風に考えております」

 

 --2000キロを超える高度はこれまであったのか

 

 「2000キロメートルを超える高度は初めてであります」

 

 --北朝鮮の脅威が新たな段階に至ったという認識はあるか

 

 「まず昨年来、新たな段階の脅威ということを申し上げてきたところであります。今回、約30分間、そして800キロメートル、さらには高度は2000キロメートルを超すということでありますので、しっかりと分析をする必要があるという風に考えております」

 

 --移動式発射台(TEL)による発射か、それとも固定式か

 

 「その点についても現在、分析中でございます」

 

 --2000キロ以上という高度のミサイルは、(イージス艦に搭載している)SM3迎撃ミサイルを改良すれば迎撃できるものか

 

 「まずですね、どのような新型のミサイルであった可能性が考えられますし、ロフテッド軌道で発射をされた可能性もあるということを申し上げましたが、いずれにいたしましても、現在、分析中であってですね。また、BMDシステムの個別具体的な能力についてはお答えは差し控えさせていただいているところでございます」

 

 --大陸間弾道ミサイル(ICBM)の可能性についてはどう見るか

 

 「現時点について、詳細について分析中でございます」

 

 --可能性も含めて?

 

 「慎重に分析中だということでございます」

 

 --新型で2000キロを超えるとなると、脅威はさらに一段階増すと考えるか

 

 「まず現時点で推定される800キロメートル、そして2000キロメートル、さらには30分間飛翔したということなどを現在、慎重に分析をしているということに尽きるということでございます」
http://www.sankei.com/politics/news/170514/plt1705140024-n1.html

 

 

◆本土防衛 「イージスアショア」

ロフテッド軌道(lofted trajectory)weblio

弾道ミサイル等の打ち上げ方法のうち、通常よりも角度を上げて高く打ち上げる方法。

ロフテッド軌道で打ち上げられるミサイルは、高高度に到達してから落下するように着弾する。飛行距離は通常ほど伸びない代わりに、着弾間際の速度が速く、迎撃されにくいとされる。

 

日本の防衛 イージス・アショアでトマホークを運用 防衛と抑止の一石二鳥
https://youtu.be/K9H-WMun8Fo

2017/05/13 に公開