転載・・
2016年12月11日
◆チベット焼身抗議152人に、タシ32歳の遺書
テーマ:Saveチベット
友人、刘燕子さんがチベットNOW@ルンタ中原氏からの情報で、
12月8日マチュで焼身抗議したタシ・ラプテンさん中国語での遺書を知り翻訳。
「チベット人焼身抗議の遺書(試訳)の転送、拡散を歓迎します。ともに苦しみを分かちあうために……」と
また、中国語で書かれていることについて多面的に考えているとも言う。
●中国語の強制で母語(チベット語)が奪われつつある
●漢人にも訴えようと必死なのか
12月8日 アムド・マチュで焼身抗議を行ったチベット人の遺書(試訳)
私はチベット人であり、従って、中国人ではありません。でも中国のパスポートを持つチベット人として、13億人の人権と民主のために吶喊(とっかん :大声で叫ぶこと。ときの声をあげること)したいと願うばかりです。さらに、私は正真正銘のチベット人として、我々自身の母国と自由のために吶喊しなければならないのです!
今日、私はいよいよこの世から去っていきますが、しかし、私たちチベット人の信仰に一層近づいていくのだと信じています。私たちは、このような方法を用 いて、私たちから失われつつあり、私たちから遠ざかりつつある自分自身の母国を探し求め、取り戻すことが運命づけられているのです。私たちは焼身抗議の方 法で、隔絶された自分自身の信仰と母国を呼びかけることが運命づけられています。
私たちは尊者(ダライ・ラマ法王)についていくことを願うばかりです。
私たちチベット人はただ平和的な手段で中国政府との間の問題で解決したいのです。1958年のような、中国の軍人による大虐殺や人間性を絶滅する侵略戦争が起きることなど全く望んでいません。
また、私たちは再び「打砸抢(ダァザァチャン:暴力・破壊・掠奪)」の罪をなすりつけられたくありません(2008年3月のチベット抗議蜂起の時に当局が 「打砸抢」を繰り返して罪をなすりつけた)。あの2008年、中国国内の漢人以外に、世界では私たちチベット人が「打砸抢」をやったなどと、ほとんど誰も 信じていませんでした。
それは、中国内の漢人の大半は既に洗脳されているからです。中華人民共和国の樹立から、彼らはずっとマインド・コントロールの状態に置かれ、偉大なる指導者を思い慕いながら、共産党の革命歌を合唱し、「四つの近代化」を押し進めています。
2008年3月、いったい誰が「打砸抢(ダァザァチャン)」をやったのか? その真相は何か? まさしく中国当局に派遣された武装警察と軍がチベット全域で「打砸抢殺(ダァザァチャンシャァ)」の「政治運動」を繰り広げたのでした。
昔、中国人は日本人に「三光政策」をされたと非難するが、もしかしたら、作り話にすぎないかもしれない。もしかしたら、本当にあった悲劇かもしれない。 その真偽のほどは、私には分からない。しかし、私は一チベット人として、日本人に対して歴史的な憎悪など抱いていません。私は日本人が好きです。敬慕して います。
だが、中国軍がチベット地域、とりわけチベットの各寺院に対してこのような「(三光)政策」を実行したのは本当です。彼らは私たち一般のチベット人から僧 侶まで手あたり次第に殴りつけ、仏像を叩き壊し、寺院の文化財を掠奪しました。尼僧や僧侶、若き学生、またラサに向かう巡礼者を虐殺しました。
1958年はチベットの僧院を放火し、今は戦車とブルドーザーで破壊しています。近年、武装警察、および武装警察の制服を着た部隊が派遣され、多くの寺院、および寺院の周りの僧房は戦車とブルドーザーによりことごとく廃墟にされています。
最後にみなさんにお伝えしたい。私が冗談を述べているなどと、決して思わないでください。私は真摯に訴えます。分かってください。私たちチベット人は決し て死を恐れません。だが、平和的に解決したいのです。そのため、私も、やむを得ず焼身抗議の方法を選びます。人々に告げ知らせたいのです。私たちチベット 人は、思いやりやいたわりを求めています。自分自身の土地で真に人間らしくしっかりと生きていかねばならないのです。
チベット人万歳! ダライ・ラマ法王万歳!
2016年12月8日、マチュにおいて、火鳥
中:12月8日 玛曲抗议自焚的扎西留下一份中文遗书。信息来自隆达。笔者翻译成日文。手指颤抖,不住地祷告……
・・転載終わり
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【関連】
>2008年3月、いったい誰が「打砸抢(ダァザァチャン:暴力・破壊・掠奪))」をやったのか?
◆チベット僧に成りすました「中国武警」が「打砸抢(ダァザァチャン:暴力・破壊・掠奪))」をやったのです。 http://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventrypreview.do
▲チベット騒乱-偽チベット僧に扮するために僧服を抱える若い「中国武警」
チ ベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は29日、ニューデリーで記者会見し、チベット騒乱について「数百人の中国人兵士が僧侶の格好をしていたと聞い た」と発言。「僧侶が暴動を始めた」とする中国側の主張を念頭に、騒乱のきっかけを中国側が仕掛けた可能性を示唆した。PTI通信が伝えた。
>昔、中国人は日本人に「三光政策」をされたと非難するが、もしかしたら、作り話にすぎないかもしれない。
“三光作戦”のまぼろし…戦わなかった毛沢東軍
http://dogma.at.webry.info/201308/article_8.html
新書版『三光』は、写真の捏造引用が多く、絶版となる。それでも反日勢力はバレた嘘を調整しつつ、次々に新版を発行。だんだん内容が過激に残虐になるのが特徴だ。妄想懺悔なので言いたい放題である。
そして捏造から生まれた“三光作戦”が世に広まるキッカケになったのが、あの本多勝一の『中国の旅』だ。本多は消滅したはずの村に招かれ、中共の筋書き通り、戦闘を“三光作戦”の一環と宣伝する。
▼訂正続きの党丸抱え旅行記
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