先月に行った「大島水場のヤツボ」と「古清水上組のヤツボ」に続いて、今月は「大島中の郷のヤツボ」の散策です。運が良ければ、縄文土器の欠片が観察できるかもしれない。許可なしでの採取は不可w
天候は晴れ、暖かい日和でした。
京王線・JR横浜・相模線の橋本駅南口から相模原市コミュニティバス(橋30系統)・「相模川自然の村」行が出ています。一時間に一本くらいです。
相模原市コミュニティバス「中の郷」バス停下車 お地蔵様・住宅街に入り直進
中の郷ヤツボの入り口階段
案内の石柱とヤツボ
ヤツボの上に八大竜王の石碑が見えます。これから先は立ち入り禁止!
20130418大島中ノ郷のヤツボ
相模川を望む崖沿いには湧水地が数多くあり、大島から田名地区にかけては、その湧水を溜めた場所を「ヤツボ」と呼んでいます。
大島地区では10箇所以上のヤツボが確認されていましたが、多くは枯渇し現在も利用されているところは限られています。
大島中ノ郷のヤツボは、地域の人々によって飲料の取水や洗い場として利用されていました。
水量は減っていますが、現在でもわずかに湧水は見られ、約2メートル×5メートル程の溜池をみることもできます。
(市のHPより)
「相模川自然の村」の古民家へは、八王子市立渓松園・老人センターから地図の茶色線に沿って相模川方向の階段を下る。
車の場合直進、道なりに下る。清流の里、プラネタリウムを迂回する。駐車場あり。
古民家への入り口
江戸時代中期の青柳寺庫裡を復元した古民家園(神奈川県の重要文化財)
清流の里・橋本駅行き バス停
トンビの群れが風に乗って、空高く舞っていました。
【関連】
ヤツボのジョウビタキ
相模川に沿った段丘崖の湧水が見られる所
相模原地域の湧水は、相模川に沿った3つの段丘崖の下部に分布していて、特に崖の上と下で高低差があって、水を透しにくい地層が露出しているところによく見られます。
ヤツボの名前の由来については、古清水から上流の大島にかけて、湧水を利用した共同の水場が8ヶ所あったという説や、「谷地(やち)にある壺」の意味だという説などが伝えられています。http://www.eic-sagamihara.jp/eis_sagamihara/01-shirou_sagamihara/04-mizu/02-chikasui_01.htm
・・巡礼の旅のために、少々足を鍛えています。(^_^;)