ヤツボのジョウビタキ | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。

相模川に沿った段丘崖の湧水が見られる所

相模原地域の湧水は、相模川に沿った3つの段丘崖の下部に分布していて、特に崖の上と下で高低差があって、水を透しにくい地層が露出しているところによく見られます。

 

ヤツボの名前の由来については、古清水から上流の大島にかけて、湧水を利用した共同の水場が8ヶ所あったという説や、「谷地(やち)にある壺」の意味だという説などが伝えられています。http://www.eic-sagamihara.jp/eis_sagamihara/01-shirou_sagamihara/04-mizu/02-chikasui_01.htm

 

 

多摩の段丘礫層に濾過されて、崖縁に滴り落ちる綺麗な水があります。
清水が溜まった場所がヤツボです。
古代の人たちが大切にした土器も出土する。

縄文から平成の現代まで、湧水は絶えることなくヤツボに注いでいるのです。

 

 

 

神奈川中央交通バスバス停:橋本駅南口系統名:[橋57]1番のりば,田名バスターミナル行き「 水場」バス停下車 相模川の保存樹林(竹やぶ多し)に向かってすぐが「大島の水場」
 

階段を下ります。

「やつぼ」の石柱を、右回りに階段を上がっても抜けられます。滝の音が強まってが聞こえる。古の行者が滝行した場所かもしれない。魂魄が残る気配が致します。


現在も大島水場のヤツボは、日々神社のご神水に供されている。龍神様(倶利伽羅不動尊)を祀っています。

日々神社 (ご神木の楠、ベンチで足休めできます)

 

ヤツボの水は、飲用や、昭和の初めまで生糸の動力水車が設けられていたそうです。

清浄で水温の安定した湧水なので、今でもゲンジボタルが住める環境にある。

保存努力しているのです。

 

 夏、ゲンジホタルのほのかな明かりが観られる場所
http://www.eic-sagamihara.jp/eis_sagamihara/01-shirou_sagamihara/06-ikimono/01-mizu_02.htm

 

 

20130401大島水場のヤツボ
https://youtu.be/F8Le30yuxJA

 

相模原市登録史跡・大島水場のヤツボ

相模川を望む崖沿いには湧水地が数多くあり、大島から田名地区にかけては、その湧水を溜めた場所を「ヤツボ」と呼んでいます。

大島地区では10箇所以上のヤツボが確認されていましたが、多くは枯渇し現在も利用されているところは限られています。

 

20130417古清水上組のヤツボ
https://youtu.be/libV49HRpX0
「古清水上組のヤツボ」の看板
 

「大島水場のヤツボ」を見物したら、田名方面に向かって舗装道路を15分ほど歩きます。

途中、矢印の案内板があります。(相模川の堤と間違わないようにしてください)

古清水上組のヤツボ

 

 

季節は秋。
自然の野鳥たちが、ヤツボの水を飲みに来る。鳥の影が濃い♪
ユズリハの小さな実を、ヒヨドリたちが食べています。


家内には、大柄な鳥でも葉に隠れると見えない。いつも居る場所を教えるのは私でした。
動けば見つけられるが、警戒して動かない時は見えないようでした。
小さな鳥は、尚更見つけられない。
敏感な虹彩の眼なので、私には見えるのでしょう。迷彩服の狙撃者も見つけられる眼w

 

 

ジョウビタキの雄 PIXTA taka

 

小休止していると・・
綺麗なジョウビタキが、スーと偵察にきました。
静かに二人で堪能いたしました。


貴重な静寂の里の森・・

逍遥に勝る感はない。