■「2人のK」、オバマ大統領動かす…広島訪問
2016年05月12日 (読売)
10日に正式発表されたオバマ米大統領の広島訪問の実現には、ケネディ駐日米大使とケリー国務長官の「2人のK」(外務省幹部)が大きな役割を果たした。
「オバマ氏やケリー氏が訪問しても、日本は謝罪を求める考えはない」
昨夏、先進7か国(G7)外相会合の広島開催が決まると、岸田外相、そして斎木昭隆外務次官は、ケネディ氏とそれぞれ向き合い、こう語りかけた。
広島訪問で「謝罪」は求めない――。オバマ政権にとって最大の懸念の払拭が、まずは出発点だと日本側は考えていた。岸田氏らはさらに、現職米大統領が被爆の地を踏むことは、核廃絶を強く世界にアピールするだろう、と説いた。
ケネディ氏は次第に、広島訪問をめぐる日本国民の思いにも真剣な関心を示すようになったという。日米関係筋によると、ケネディ氏はワシントンに戻った際、オバマ氏本人にも広島訪問の意義や日本国内の空気を直接説明した。
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【関連】
3月に米国に帰国したケネディ大使はオバマ大統領と会い、広島行きを勧めた。ケネディ大使は米政府を代表し、毎年広島で開かれる平和記念式典 に出席してきた。ケネディ大使はケリー国務長官にも「大統領が広島に行くのが望ましい」と伝えたという。ケリー国務長官も4月11日、広島の原爆死没者慰 霊碑に献花した後、「全ての人がここに来るべきだ。オバマ大統領もその1人となることを願っている」と語った。
(朝鮮日報: 2016/05/13 08:11)
私見『ケネディ家の布石』
赴任した当初は、韓国のプロパガンダを真に受けていたが、誠実な日本人からの指摘に学ばれました。
誠実なお方です。