再稼働の高浜原発4号機 警報出て原子炉自動停止 関西電力プレスりりース | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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再稼働の高浜原発4号機 警報出て原子炉自動停止 NHKニュース
https://youtu.be/VVy2DdkHqEE

2016/02/29 に公開
今月26日に再稼働した福井県の高浜原子力発電所4号機で、29日午後2時すぎ、発電­機や変圧器の故障を示す警報が出て原子炉が自動停止しました。関西電力は29日に予定­していた送電などの作業を中止し、原因を調べています。トラブルによる環境への影響は­ないとしています。

関西電力によりますと、高浜原発4号機で29日午後2時1分、原子炉建屋の隣のタービ­ン建屋にある発電機や、発電機とつながる外に設置されている変圧器の故障を示す警報が­鳴り、直後にタービンと原子炉が自動停止しました。

原子炉は核分裂反応を抑える制御棒48本すべてが正常に入れられて停止し、冷却も続け­られており、このトラブルによる周辺のモニタリングポストに異常はないということです­。

29日、高浜原発4号機では発電と送電を開始する予定で、午前中に発電機を起動し、警­報が鳴った当時は中央制御室の運転員が発電機と送電設備をつないで送電を開始する操作­をしていたということです。

高浜原発4号機は今月26日に再稼働したあと、翌27日に核分裂反応が連続する「臨界­」の状態になり、関西電力は3月3日に原子炉の出力が100%のフル稼働とし、下旬に­営業運転に入る計画を示していました。

しかし関西電力は「まずは警報が鳴った原因を調査する。今後の工程は未定だ」としてい­て、計画に遅れが出るものとみられます。

高浜4号機を巡っては、今月20日にも原子炉建屋の隣の建物で放射性物質を含む冷却水­が床などに漏れ、作業が一時中断するトラブルがあり、関西電力は再発防止策を取って再­稼働を進めていました。

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【関連】

2016年3月1日
関西電力株式会社 プレスりりース

■高浜発電所4号機の原子炉自動停止について(第3報)

http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2016/0301_3j.html

 高浜発電所4号機(加圧水型軽水炉:定格出力87.0万kW)は、平成28年2月29日14時01分26秒、並列操作を実施したところ、14時01分26秒、発電機が自動停止し、「主変・発電機内部故障」および「PT(計器用変圧器)故障」の警報が発信し、14時01分27秒タービンおよび原子炉が自動停止しました。

 その後、発電機が自動停止した際、「主変・発電機内部故障」の警報が発信していたため、現地のリレー盤にて、当該警報の発信要素の動作リレーを確認したところ、主変圧器の故障を示す検出回路が動作していることを確認しました。

 その結果、発電機自動停止回路が作動したことから、発電機が自動停止に至ったと考えられます。

 高浜発電所4号機の排気筒モニタと高浜発電所の周辺モニタの指示値に有意な指示変動はなく、環境への放射能の影響はありません。
 原子炉停止後の運転パラメータは安定しています。

(平成28年2月29日お知らせ済み)

1.調査状況
    (1)原子炉停止後の主要機器の外観点検
        発電機、主変圧器、計器用変圧器、動作した保護リレーM87Bについては、外観点検の結果、異常はありませんでした。
        また、今回の並列操作について調査したところ、正常に操作が行われていることを確認しました。
    (2)並列作業直後の状況
        今回の定期検査中(平成23年8月)に発電機変圧器保護リレー盤の更新工事を実施しており、発電機内部故障を検出するための保護リレー(G87)については、並列後の初期負荷(発電機出力5%)状態にて健全性を確認するため、使用しない状態としていました。
        また、発電機の内部故障を検出する保護リレーMG87A(主変圧器~発電機を一括で保護)に加え、本来、主変圧器の内部故障を検出する保護リレーM87Bについても、バックアップ保護回路として発電機と主変圧器の故障を検出できるように変更して使用していました。


        一方、並列直後の系統からの潮流による保護リレーM87Bに流れた電流値について記録を確認したところ、発電機並列操作直後の発電機に対し、送電系統側から流れる潮流は、瞬間的に発電機を保護し停止させる設定値30%を上回って電力潮流が流入していることを確認しました。
 このため、当該リレーが動作したものと推定しました。


2.今後の予定
    ・今後、M87Bが動作した原因について、さらに詳細な検討を進めてまいります。外観点検の結果、異常がないことを確認した発電機、主変圧器などの発電設備について、絶縁抵抗測定等を実施し、内部に問題がないことを確認します。

以 上



回路図

高浜原発フローチャート


>一方、並列直後の系統からの潮流による保護リレーM87Bに流れた電流値について記録を確認したところ、発電機並列操作直後の発電機に対し、送電系統側から流れる潮流は、瞬間的に発電機を保護し停止させる設定値30%を上回って電力潮流が流入していることを確認しました。
このため、当該リレーが動作したものと推定しました。


◆保護リレーM87B(過電流サーマルスイッチ)に過電流(トリップ)が流れて警報信号が主操作盤へ流れて緊急停止に至った。継電器には、通常値より大きな「突入電流」が流れた。

>保護リレーM87Bについては、外観点検の結果、異常はありませんでした。
◆手動で復帰させる
過電流スイチがOFFならば、設定値30%より大きな電流が流れたと確認できる。

黄色部の
保護リレー(G87)については使用していないが、「廻り込み原因?」のチェックが必要です。(誤動作の原因となる)


誤動作の原因は、シーケンスの問題と推定されます。



◆高浜原発再稼働の日・・
民間の放射線量計に異常検知の報告がありました。

[原発再稼働]高浜原発故障・放射線量マップに異常

https://twitter.com/N0NUKES/status/704238144019795969