環太平洋パートナーシップ（TPP）協定の署名式 高鳥修一内閣府副大臣が和服姿で署名

■環太平洋パートナーシップ（TPP）協定の署名

平成28年2月4日（外務省）

英語版 (English)

1. 1　本4日（現地時間同日），ニュージーランドのオークランドにおいて，我が国から政府代表として派遣された髙鳥修一内閣府副大臣が，他の11か国の代表とともにTPP協定に署名しました。
   
   

   2　TPP協定は，アジア太平洋地域において，物品及びサービスの貿易並びに投資の自由化及び円滑化を進めるとともに，知的財産，電子商取引，国有企業，環境等幅広い分野で21世紀型の新たなルールを構築するものです。我が国を含む同地域の経済成長を促進するとともに，新たな経済秩序の構築を通じ，この地域の国々との関係を一層強化し，繁栄を共有することで，地域の平和と安定にも寄与するという大きな戦略的意義を有しています。
   
   

   （参考1）環太平洋パートナーシップ（TPP）協定交渉概要（PDF）
   　TPP協定は，2010年に交渉が開始され，徐々に参加国を拡大しながら最終的には，オーストラリア，ブルネイ・ダルサラーム，カナダ，チリ，マレーシア，メキシコ，ニュージーランド，ペルー，シンガポール，米国，ベトナム及び日本の12か国で交渉が行われてきた。2015年10月のアトランタ閣僚会合において大筋合意に至った。
   
   

   （参考2）この協定の条文（英文及び仮訳文）は，内閣官房TPP政府対策本部ホームページに掲載。
   
   
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   ■ＴＰＰに署名　ＧＤＰで世界の約４割占める巨大経済圏誕生へ
   2016.2.4 （zakzak）
   http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160204/frn1602041529004-n1.htm　
   
   甘利明・前ＴＰＰ担当相が「金銭授受疑惑」で辞任したため、高鳥修一内閣府副大臣が出席し、和服姿で署名した。
   
   クリップ
   

   高鳥氏は、ＴＰＰ交渉でコメなどの農業分野で関税撤廃の例外措置を勝ち取ったのは「甘利前大臣の功績が非常に大きい」と指摘。「病気（舌がん）を克服して交渉に取り組みながら署名式に参加できないのは非常に残念だ」と強調した。
   （2016.2.2 産経）
   
   今後、各国の議会で承認されれば、「ＴＰＰ条約」は正式に発効される。
   高鳥修一副大臣は「ＴＰＰ交渉における国益を守り抜く会」に所属している。（農業分野では慎重派）
   
   尚、石原伸晃（ＴＰＰ担当相）大臣は、勉強不足と見做されているのでしょう。
   ＴＰＰ国内向けの説得は、代理の高鳥修一副大臣が行うようですw
   
   

追加2016.2.5 　

■[動画]TPPに参加国が署名　得する国はどこ？

2016年02月4日 最終更新 17:31 JST BBC

日米など環太平洋経済連携協定（TPP）の参加12カ国が4日、協定文書に署名した。今後の焦点は各国での批准手続きに移る。批准には2年間の期間が設けられている。協定によって一番得をする国、逆にそれほどでもない国はどこだろうか。
http://www.bbc.com/japanese/video-35489916