安保法案の参院特別委での採決、野党の抵抗で本会議日程が17日にずれ込む | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。



■【緊迫・安保法案】参院特別委の採決、大きくずれ込み 野党は国会通路を占拠し抵抗
2015.9.17 01:49 産経ニュース

 集団的自衛権の限定的行使容認を含む安全保障関連法案の参院審議が大詰めを迎えた。与党は16日夜に参院平和安全法制特別委員会で締めくくり総括質疑を行った後、採決する方針だったが、民主、維新、共産など野党5党の抵抗で大きくずれ込んだ。与党は遅くとも17日午前の採決を目指す。ただ、野党5党は成立阻止に向けて内閣不信任決議案を提出するなど徹底抗戦する構えで、成立は18日以降になる可能性が高い。

 特別委は16日、横浜市内で地方公聴会を開催。その後、安倍晋三首相が出席して締めくくり総括質疑を行う予定だったが、民主党などが質疑終結に反発。理事会が断続的に休憩するなど特別委が開催できない状態が17日未明まで続いた。

 自民党の谷垣禎一、公明党の井上義久両幹事長は16日午前に都内で会談し、安保関連法案を週内に成立させる方針を重ねて確認。野党が成立阻止に向けて衆院に内閣不信任決議案、参院に首相問責決議案などを提出した場合、連携して対処することで一致した。

 参院議院運営委員会の中川雅治委員長は16日夜の理事会で、17日午前10時から本会議を開催する日程を職権で決めた。それに先立ち、衆院議院運営委員会の理事会でも、17日午後1時からの本会議日程を林幹雄委員長の職権で決めた。

 また、首相と山口那津男公明党代表は16日、次世代の党、日本を元気にする会、新党改革の野党3党と党首会談を行い、自衛隊の海外派遣の歯止め策として国会関与の強化を担保する閣議決定や法案の付帯決議を行うことで合意した。合意を受け、3党は法案採決で賛成することを決めた。

 一方、民主党と維新の党、共産党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちの野党5党は16日の党首会談で、与党が特別委で採決に踏み切れば、不信任決議案の提出などあらゆる手段で成立阻止を目指すことで一致した。野党議員らは特別委の理事会室前の通路に多数詰め掛けて占拠し、鴻池祥肇委員長が一時入室できなくなるなどした。

  本文