毎日新聞記事を中国外交部が否定「安倍首相が9月に訪中するとは聞いていない」 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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■外交部、安倍首相が9月に訪中するとは聞いていない
人民網日本語版 2015年08月20日09:21

 外交部(外務省)報道官弁公室は19日、日本の安倍晋三首相が9月3日午後に訪中する予定との日本メディアの報道についてのチャイナデイリー記者の質問に「安倍首相が9月に訪中するとは聞いていない」と述べ、中国側が9月3日の記念行事に関係国首脳を招待したことを重ねて表明した。


 日本の毎日新聞は18日、匿名の消息筋の話として安倍首相が9月3日午後から訪中する予定だと報じ、同日午前の軍事パレードを避ける意図があると分析した。


 これについて外交部報道官弁公室は「安倍首相が9月に訪中するとは聞いていない。中国側が関係国首脳を招待したのは9月3日の記念行事であることを重ねて表明したい」と述べた。 (編集NA)

http://j.people.com.cn/n/2015/0820/c94474-8939017.html



【保存】

■安倍首相:首脳会談へ9月3日午後訪中 中国側と最終調整
 
毎日新聞 2015年08月18日 10時00分(最終更新 08月18日 14時41分)

 
 【北京・工藤哲】中国政府は9月3日午後に安倍晋三首相の中国訪問を受け入れ、習近平国家主席との首脳会談を北京で開催する方向で日本側と最終調整に入った。複数の日中外交関係者が17日明らかにした。3日午前には北京で抗日戦争勝利70年記念行事の軍事パレードが実施されるが、中国側は安倍首相が出席しなくても訪中を受け入れる方針を固めた。安倍首相が14日発表した戦後70年談話に中国側の要求が一定程度反映されたことを評価したとみられる。
 
 中国政府によると、3日午前中には北京の天安門広場で、軍事パレードと習主席の重要演説がある。午後は記念レセプションなどを開催する予定で、安倍首相を含めて50カ国以上の首脳を招待。ロシアのプーチン大統領らが行事出席を表明している。安倍首相の訪中が実現すれば大統領と同時に北京に滞在することになり、日露首脳が接触する可能性がある。
 
 ただ、日本側は「軍事的な内容が中心になる」との理由から、安倍首相の軍事パレードへの出席は固辞してきた。このため、日本側は午後からの行事に首相が参加する日程案を打診していた。
 
 一方、中国側は「3日を外したその前後」の首相訪中受け入れには、日中間の四つの政治文書の順守▽村山談話の精神の踏襲▽靖国神社不参拝の伝達の3条件を日本側に提示していた。
 
 北京の外交関係者によると、中国側は安倍談話に「痛切な反省」「おわび」の文言が盛り込まれたことを重く受け止め、安倍首相が軍事パレードへの出席を見送っても他の首脳と同じように記念行事の招待客として受け入れ、日中首脳会談も実現可能と判断した模様だ。
 
 安倍首相と習主席の日中首脳会談が実現すれば3度目。日本側は会談で、中国側の一方的な東シナ海のガス田開発に懸念を表明し、対話再開で合意したい考えだ。一方、中国側は抗日戦争を戦った相手である日本から首相を招いて「平和の式典」であることを内外に誇示する方針だ。
 
 関係者によると、軍事パレード実施に伴って、北京市内の空港は3日午前中の3時間、全ての民間航空機の発着が禁止される。このため、安倍首相は発着解禁直後に北京入りする日程で最終調整しているという。関係者は「日本の安全保障関連法案の国会審議は訪中受け入れの妨げにはならないだろう」との見通しを示しているが、日本側の判断次第では訪中日程がずれる可能性がある

⇒ http://mainichi.jp/select/news/20150818k0000m010157000c.html




■安倍首相訪中:中国側に9月3日「平和の式典」演出の意図
 
毎日新聞 2015年08月18日 10時15分

【北京・工藤哲、モスクワ杉尾直哉、ソウル米村耕一】中国政府が9月3日に北京で実施する「抗日戦争勝利記念日」の軍事パレードには出席しない形で、安倍晋三首相を記念行事の招待客として受け入れる方針を固めたのは、かつて戦火を交えた日本の首相が70年の節目の行事に出席すれば、両国の和解を国内外に印象づけ「平和の式典」を演出できるとの中国側の意図が背景にありそうだ。
 
 
 中国政府は一連の行事に50カ国以上を招待しており、ロシアのプーチン大統領やモンゴルのエルベグドルジ大統領が既に参加を表明している。中国は記念行事の国際的な広がりをアピールするため、欧州各国や韓国、北朝鮮の首脳にも参加を求めている。ロシアとモンゴルは、軍事パレードに兵士も派遣する予定だ。
 
 ロシアのプーチン大統領は9月3日に北京を訪問することを今年6月にすでに表明。プーチン氏は軍事パレードを含めた一連の記念行事に参加する見通しだ。
 
 一方、安倍首相は年内のプーチン氏の訪日を希望しているが、日本での首脳会談へ向けた日露間の協議は進展していない。北京で安倍首相がプーチン氏と接触しても本格的な会談にはなりにくい情勢だ。
 
 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が9月3日に訪中することは、正式発表はされていないものの、韓国内ではすでに既定路線と見られている。米国が不快感を示す可能性が指摘されていたが、米韓両政府は10月中旬に朴大統領が訪米し首脳会談を開くことを発表したため、その前に訪中しても米韓関係に大きな影響はないとの見方が強まっている。ただ、軍事パレードへの出席については、韓国内でも朝鮮戦争で敵として戦った人民解放軍に対する抵抗感が根強いこともあり、まだ流動的だ。
 
 また北朝鮮指導部に近い関係者によると、中国側は7月末までに、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記に対して2度、記念行事への参加を要請したという。現時点で、北朝鮮の最高指導者の訪中に備えて先遣隊が下見をしたという情報はなく、金第1書記訪中の可能性は低くなった。北京の外交関係者によると、中国側は金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長が出席するとみて準備を進めているという。
 
 こうした中、安倍首相が行事に出席すれば、日中が和解に向けて共に努力していることを印象づける格好の機会となる。また9月に習近平主席の訪米を控える中、日中関係の安定を国際社会やオバマ米大統領に示す弾みにもなりそうだ。
 
 安倍談話が発表された14日の夜、中国外務省の張業遂次官は木寺昌人駐中国大使を呼んだが、中国側の厳正な立場を伝えるにとどまり、「不満」や「反対」は直接表明しなかった。安倍首相の9月3日の訪中を暗に期待する一方、日本に強硬な国内世論も考慮し、バランスをとったものとみられる。
 
 北京の日本研究者は「習主席は一貫して両国関係は重要で、長期の友好関係を維持することが唯一の選択肢だという考えだ。習主席が安倍首相を好むと好まざるとにかかわらず、首脳会談の場で直接中国側の立場を伝えることは意味がある」と指摘している。

http://mainichi.jp/select/news/20150818k0000m030158000c.html


【私見】


①一方、中国側は「3日を外したその前後」の首相訪中受け入れには、日中間の四つの政治文書の順守▽村山談話の精神の踏襲▽靖国神社不参拝の伝達の3条件を日本側に提示していた。
 


他の主要紙が報じていない「安倍首相訪中」です・・・

特に「靖国不参拝」の前提条件など受け入れられないと疑問視していました。



「誘導記事」にしか見えませんので、資料として保存しましたw